出版社内容情報
隣国との停戦協定。そのたった一つの知らせが多くの兵士を路地裏へと吐き出した。都市国家ギンセイ藩は、わずかな手切れ金で軍を追い出され、明日の生きる術を持たない兵隊崩れで溢れかえっている。元孤児の少年兵、フォル・クダンもまた行き場を失い首都ギンセイ市へと流れてくる。持ち物はポケットに入った数枚の小銭のみ。餓えをしのぐためには、もはや他人から奪い取るしかない。そう腹をくくった矢先、彼は偶然街を守る自警団『湖の蛇団』の団員ジロと出会う。ジロに拾われたフォルは食事と寝床との引き換えに、自警団の見習い団員としてこの街の厄介事に巻き込まれていくことになり――。
【目次】
内容説明
隣国との停戦協定。そのたった一つの知らせが多くの兵士を路地裏へと吐き出した。都市国家ギンセイ藩は、わずかな手切れ金で軍を追い出され、明日の生きる術を持たない兵隊崩れで溢れかえっている。元孤児の少年兵、フォル・クダンもまた行き場を失い首都ギンセイ市へと流れてくる。持ち物はポケットに入った数枚の小銭のみ。餓えをしのぐためには、もはや他人から奪い取るしかない。そう腹をくくった矢先、彼は偶然街を守る自警団『湖の蛇団』の団員ジロと出会う。ジロに拾われたフォルは食事と寝床との引き換えに、自警団の見習い団員としてこの街の厄介事に巻き込まれていくことになり―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
14
★★★★★面白かった。少年兵として戦場で生き、軍縮のあおりを受けて退役させられた主人公。とある街まで流れてきたものの、いよいよ食う金にも困った彼は、街の自警団的な組織に所属する麗人に拾われて…と始まる物語。人の手には余る魔物も生息するポストアポカリプス世界で、生き汚くも懸命に生活する人と、そんな人たちから寄せられる依頼を解決していく様が描かれるのだが、デコボコな二人の男女(?)バディもののようなテイストで良かった。例え秩序が死んで、次の秩序が生まれるまでの繋ぎだとしても、それは今を生きる人たちに手を2026/08/29
alleine05
5
異世界を舞台にした原始的ヤクザものといった感じ。縄張り争いとか、地回りとか、守り代とか、おもいっきりヤクザっぽい。魔獣だの魔具だのといったものも出てくるけど、そっちよりもやはりヤクザ的活動がメインな印象だし。なるほど、ヤクザの始まりってこんな感じだったんだろうなーと興味深かったけど、異世界ファンタジーとしてはすっごい地味で少々もの足りなさも感じた。まあ、それがいいという人もいるだろうけど。ジロの男だか女だかわからん身体つきは何の意味があったんだろう。そのへんはシリーズが続いたら明かされるのかね。2026/09/17
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