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内容説明
街でトイレを探し、すんでのところで女子トイレに駆け込んだ咲丘。危機から解放され個室を出ると、長身痩躯のギター少女の襲撃が。現代の都市伝説「幼馴染」香澄との最悪の再会、だがそれは全ての始まりだった。街を揺るがしたテロの後、歓楽街「オアシス」では「ドッペルゲンガー」の目撃が相次ぎ、その目撃者の多くが怪死していた。そして香澄もまた「ドッペルゲンガー」の目撃者だったのだ―。『世界を知るための戦い』第二弾。
著者等紹介
耳目口司[ニメグチツカサ]
1988年生まれ。第15回スニーカー大賞にて『風景男のカンタータ』(改題『丘ルトロジック』)で“優秀賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
42
シリーズ2冊目はドッペルゲンガ―の正体を追う話。中々良かったです。1巻同様色々ツッコみ所はありますが、それを気にする暇も与えないくらいに勢いのある展開が良いですね。登場人物たちの掛け合い、彼らが見せる魂の叫びとも言える「説教」の数々も良い味が出ていて面白かったです。特にラストのは心に響きますね。今回は代表が大人しかった分、周りの人物たちの異常具合が更に分かりやすくなっていたのもポイントでしょうか。話が小さくなった事で、キャラの特徴を掴みやすくなった気がします。次巻はどんな話になるのか楽しみ。2015/09/08
ツバサ
13
1巻に比べて抑えめで、溜めてるのかな?だとしたら思いっきり解放されるのを楽しみにしよう。今回は幼馴染の香澄、担任の小手毬先生、情報屋の小柳津と主要キャラが広かったのでこれからどう動くのか気になるな。あと、清宮も裏があると思うが、どうだろう。2016/11/09
華臨
9
今回は前巻よりもオカルト要素も増えてて楽しかったし、キャラもみんな相変わらず歪んでて良かった。今回は特にマリちゃん先生の狂いっぷりはなんかすげぇ怖い。因みに、ネットの出現で個性が失われた…という主人公の言葉には考えさせられますね。2011/05/28
ころん
9
1巻ほどの派手さはないけど、じわじわくる不気味さが面白かった。丘ると部の面々は相変わらず、新キャラも突き抜けたキャラばかり。この人の文章が好きなのかな、読みやすいしどんどん引き込まれます。江西陀が香澄を止めるシーンが印象的でした。2011/03/15
ヴィオラ
8
2巻のオカルトネタはドッペルゲンガーとシェイプシフター。感想は、まぁ1巻と同じ。新キャラが何人か出てくるんだけれど、やはり何処か狂った感じで、読んでいて非常に疲れる。(この精神的な「疲れ」を意図的に狙っているなら、案外すごい作品なのかもしれないけれど…(^◇^;)2020/05/10
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