内容説明
「あたしは…ウォレスのことが好きなの」ウィザードを崩壊させるための“種”を託されたエメラルド。(世界のためには必要なもの。でもこれを使ったらウォレスが死んでしまう)さまざまな組織の思惑も巻きこみ、非情な選択を迫られたエメラルドは、必死に自分の進むべき未来を探そうとするが―!?「魂だけになっても、絶対にまた会いに行くよ」切ないウォレスの願いは叶えられるのか!?ついに二人の運命が決する、シリーズ完結巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりもん
12
ウォレスのエメラルドに対する思いなんて1巻に比べたらもう完全に甘い目線になっていて、収容されたような状態でアルフェッカにハッキリと話すところは人間味が出てきた内容だった。後半はラグナがちょっとづついつもの感じに変わっていくのがとても良かった。彼はやっぱりこうでなくては。2014/01/13
もも
5
幾度目かのシリーズ再読。最初に読んでから5年以上経つのに、やっぱりエメラルドはとても眩しい。こんなに格好いい十五歳はいません。改めてこのシリーズが好きだなあと実感した再読だった。2015/02/20
さなだ
4
読みながらうるうるして仕方なかった(;_;) ハッピーエンドでよかった!!!2011/04/11
かや
3
完結!凄く良かった!エメラルドとウォレスのお互いへの想いの深さにきゅんとしたり、うるうるしたり感動しまくりだった。伏線も全て回収されて、この世界の成り立ちも明らかになっておもしろかった。最後までエメラルドの強さは輝いてたし、ウォレスは最初の嫌味が嘘みたいだ。ラグナはいい男になったなぁ。ハルベルトはやっぱり大人だったし、トトは癒しだった。その後がわかる短編は最高だった。最後のイラストが美しすぎる。この物語大好き。2015/01/05
momo@高校生になりました。
3
ああああ……物凄く幸せだった……!! 泣きそうになるくらい幸せ。息をのむほどに幸せ。大好き。2012/06/18