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内容説明
手を大きくのばせば、そこには、幸せがある…。気の合う友だちのカメラマン・両に、プロポーズされた私。確信はないけれど、とにかく、この人と幸せになるよう努力すべきだと。いい奥さんになって、いいお母さんになって、でも―私の愛した、そして、私のある季節を通り雨のように過ぎていった年下の男の子たち、コースケと礼太。いつも、心のなにに彼らがいる限り、私の気持ちは揺れ動いてしまう…。「九月、雨あがりの街角で」につづく書下し青春ラブ・ストーリー。