内容説明
高い塀にかこまれた狭い庭にとじこめられた犬。食事は投げるようにして与えられ、家のなかにも入れてもらえないし、名前さえもつけてもらえない。ある日、犬は必死の思いで土を掘り、塀の下にトンネルをつくって、隣のおじいさんの庭に抜け出した。おじいさんは妻を亡くし、悲しみの日々を過ごしていた。疎外された犬と孤独なおじいさんの出会いから生まれたものは…。
著者等紹介
ボウズ,スーザン[ボウズ,スーザン][Boase,Susan]
イラストレーション、陶芸、人形制作と多方面で活躍をしている。現在合衆国のオレゴン州に、夫と共に暮らしています
柳田邦男[ヤナギダクニオ]
1936年栃木県生まれ。現代人の「いのちの危機」をテーマに、ノンフィクション作品や評論を発表してきた。最近は医療問題、心の危機、言葉の危機、絵本の重要性などの問題について執筆と講演を積極的にしている。1995年にノンフィクション・ジャンルの確立への貢献と『犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日』(文春文庫)の執筆に対し、第43回菊池寛賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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