内容説明
薬効を取り入れるいちばんの近道は食べること。病気のときだけでなく、日常生活に生かす食べ方を満載。お茶やおひたし、天ぷらだけでなく、皮ごと焼いて食べる・根をきんぴらにする・発酵させて酵母を取る・本格薬酒をつくるなど、食生活を豊かにする知恵の数々。
目次
1 薬効を丸ごと食べよう―身近な草木にこれだけの力(タンポポ―女性ホルモンを活発にし、美肌を作る;オオバコ―腎臓を強くし、眼の老化を防ぐ;ドクダミ―生は殺菌消炎剤、乾燥品は排膿解毒剤、お酒にすれば強壮剤;薬草バラ寿司・薬草稲荷寿司・薬草カレーのすすめ ほか)
2 人の命を支える大地の薬箱事典(アオツズラフジ;アカマツ;アカメガシワ;アケビ ほか)
著者等紹介
村上光太郎[ムラカミコウタロウ]
1945年生まれ。徳島大学大学院薬学研究科修了。薬剤師。薬学博士(九州大学)。徳島大学薬学部助手を経て、2004年より崇城大学薬学部薬用植物園教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
33
柿の種を黒焼きにしたボケ防止レシピを知って驚いたので、早速元ネタの本を借りてきました。いや~すごい情報量です、フルカラーでないのが残念。身近な植物の意外な薬効に驚かされました。あと、焼きミカンを皮ごと食べる健康法とか、イノコズチのふりかけ(綺麗にするだけで半日かかりそう)とか、ちょっとやってみたくなる内容です。2024/12/17
いせたろう
1
よもぎなどに感心を持つようになった2018/10/11
concreteseijin
1
龍派でも春派でもなく、光派2015/06/30
しん・かんかん
1
事典だから一度読んだからといって、内容が頭に入ったわけではない。が、確かに始めから最後まで読み終えた。え、こんなものの薬草だったんだ、と見逃していた身近な野草もあれば、こんなの見たこともないものも多々ある。年齢のせいか、どうしても「肝臓に効く」とか「強壮・強精」の文字があるとじっくり読んでしまう。それにしても、薬草によく似た毒草もあるので、この一冊だけ持って、フィールドに出て行くのは多分、危険だ。2013/09/11
ひだまりさん
0
身近な野草を、料理&薬として使用する方法が紹介された一冊♪オールカラーで見やすいのが素敵♪ヽ(・∀・)ノ2016/07/31
-
- 和書
- 塑性学 基礎機械工学全書