角川文庫<br> GOTH―夜の章

個数:
電子版価格
¥462
  • 電子版あり

角川文庫
GOTH―夜の章

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年12月07日 15時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 194p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044253042
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

天才・乙一の出世作、文庫に登場!連続殺人犯の日記帳を拾った森野夜は、未発見の死体を見物に行こうと「僕」を誘う……人間の残酷な面を覗きたがる者〈GOTH〉を描き本格ミステリ大賞に輝いた乙一の出世作。「夜」を巡る短篇3作を収録。

乙 一[オツ イチ]
著・文・その他

帆足 英里子(ライトパブリシティ[ホアシ エリコ ライトパブリシティ]
著・文・その他

内容説明

森野夜が拾った一冊の手帳。そこには女性がさらわれ、山奥で切り刻まれていく過程が克明に記されていた。これは、最近騒がれている連続殺人犯の日記ではないのか。もしも本物だとすれば、最新の犠牲者はまだ警察に発見されぬまま、犯行現場に立ちすくんでいるはずだ。「彼女に会いにいかない?」と森野は「僕」を誘う…。人間の残酷な面を覗きたがる悪趣味な若者たち―“GOTH”を描き第三回本格ミステリ大賞に輝いた、乙一の跳躍点というべき作品。「夜」に焦点をあわせた短編三作を収録。

この商品が入っている本棚

1 ~ 4件/全4件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

262
連作3篇集。気色の悪いけど、想定していたのでダメージは最小限。『夜の章』で確かにそうなのですが、思っていた夜とはちょっと違ったのかな。のっけからサイコキラーな話でしたけど、犯人の心理は殆ど触れられる事が無かったので、平静を保てました。ミステリーに於いて5W1Hの内、最も重視するのは? ってのに儂はWhyかな〜って思うのです。物にも依りますが。傾向として。著者さんは敢えてこれを書かない事でライトに仕上げたみたい。終章はね、昔『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています』ってあったねと、思い出しましたよ。2023/03/13

ナルピーチ

255
怖い怖い怖い…。鳥肌立ちっぱなしの連作短編集。主人公の“僕”と同級生の“森野夜”に纏わる恐怖の3編が収録。一話目『暗黒系』では森野が拾った怪しい手帳を切っ掛けに物語が展開され、想像できないヤバめのグログロな描写に身が縮こまる…。続いて『犬』か弱い少女と飼い犬の愛に溢れ…ている?!イヤ~な話、ラストは著者の仕掛けに見事にハメられた。三話目『記憶』は森野夜が理想とする紐を探す話だが、場面は過去に移って…と、これまた驚愕の事実に唖然とさせられた。ここまでが前半『夜の章』続けて後半『僕の章』を恐々読む事としよう。2020/10/20

mitei

248
色々な殺人事件を叙述トリックを駆使して書かれた一冊。乙一面白いなぁと思った。2010/07/04

せ~や

199
「暗黒系」はグロくて、夢見が悪くなって、「犬」はこちらがそうだろうと思ってたことがそもそも違うくて(少し無理矢理感が否めないけど… )、「記憶」はなんだか寂しい気持ち。「犬」や「記憶」の主人公は、日々をどんな想いで生きてきたんだろう?そこから見える景色や世界は、どんな景色で、どんな世界だったのだろう?誰かのために何かをとは思わないけど、見える景色や世界が少しでも見える人がいたらいいな。2017/05/12

おしゃべりメガネ

199
いやぁ、コワかったです。そして何度もモノの見事にやられました。相変わらず精神的に追い詰められてく雰囲気は全開で、乙一さんワールドをたくさん味あわせてくれます。主人公のクールさが、とても魅力的でダークな雰囲気をさらに後押ししてくれてます。そして何よりも魅力的なのが「森野夜」という女の子です。オープニングの『暗黒系』は一部描写にグロいトコはありますが、そこは乙一さんの必須?な作風なので、我慢です。ダマすことにじっくり時間をかけて、満を持して騙しにくる展開に快感すら感じます。鬼才乙一さんの世界へようこそ!2013/11/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/577708
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。