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角川文庫 角川スニーカー文庫
カナリア―この想いを歌に乗せて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044246013
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

無気力に日々を過ごす16歳のある夏の日。十年ぶりに出合った従姉に僕は恋をしてしまった。音楽好きの彼女の気をひきたいためだけに、僕は必死でギターを練習する。でもそんな僕を見つめてくれる女の子も現れて――。

内容説明

「稲妻のように煌めくきっかけさえあれば、僕の日常もかわるかも…」なんてことを考えつつも、無気力な日々を過ごしていた16歳の初夏。でもその稲妻がホントに僕をおそった。十年ぶりに出会った従姉は大人で、甘い香りがして、そしてギターが上手くて。だから僕は彼女の気を引くために必死でギターを練習したんだ。でもそんな僕を一途に見つめてくれる女の子も現れて…。ボクたちの揺れるこころを切なく描いたピュアハートストーリー。夏の太陽と合宿、そして学園祭。バンドのなかで繰り広げられるさまざまな恋のカタチ。

著者等紹介

ヤマグチノボル[ヤマグチノボル]
1972年2月茨城県生まれ。明治大学政経学部卒。不動産営業、バイク便ライダー等、いくつかの職を経験した後、ゲームシナリオライターとしてデビュー。血液型B型、水瓶座
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

歩月るな

7
2000年10月作品。著者のデビュー作、原作ゲームが8月に出ているけれどあとがきで来年は21世紀とか書いてあったりシナリオ担当ではないヒロインを書かされてたり色々やっぱり面白い。原作もやってみてねとある所を考えると推定読者が二十代なのかもしれない(わざわざ触れる所ではないのだろうが)。軽音楽部を中心としたピュアラブストーリーで、よくある叫び声とか記号の乱舞だとかあからさまな字数稼ぎ的な表現が全くないスマートな物語で非常に心地よく読めるのが素晴らしい。むしろ軽音青春小説としては普通に良書であると断言します。2017/12/15

2
納得できるような設定のない鈍感系はやっぱり合わないなと。それでも中盤までは読めたんですけど、終盤の展開でなんだこれ……って思ってそのまま終わってしまった感じ。2018/06/14

宣和堂

2
ノボル先生の追悼がてら再読。やっぱこの文章好きだったなぁ。2013/04/13

じょん

2
ゲームとは少し展開が違い、出てくるキャラクターも少ないが 間違いなく本編よりもこちらの小説版の方が内容的には素晴らしい。2010/07/04

toyaya14

2
初めて読んだライトノベルです。

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