老後を動物と生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622072683
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0036

出版社内容情報

老後に生きがいを与えてくれる動物たちとともに生きる方法を、動物介在療法の先進国であるスイス・ドイツの豊富な事例に学ぶ。

内容説明

動物の選択・購入・飼養のガイド、人獣共通感染症の正しい知識、動物飼養と関わる法領域について―人と“コンパニオン・アニマル”の絆を築くための入門書。

目次

動物飼養について知るべきこと(老後の動物絆に助けられて―新たな始まり;老人の心の体験に対するコンパニオン・アニマルの意義;家庭動物から人間に感染しうる病気はあるか? ほか)
現場の動物たち(家犬(イエイヌ)
過去のある犬
人気者の家猫―本物の「コンパニオン・アニマル」 ほか)
付録(IAHAIOの宣言とガイドライン;動物介在療法―動物介在教育―動物介在支援活動)

著者等紹介

ゲング,マリアンヌ[ゲング,マリアンヌ][G¨ang,Marianne]
1934‐。社会教育学者・養護教育家。スイスにおける乗馬による動物介在療法グループの創設者。1996年に教職を退職後、2002年までこのグループの会長を務める。その後も、乗馬セラピスト・乗馬インストラクター養成のための分野をさらに発展・充実させ続けている

ターナー,デニス・C.[ターナー,デニスC.][Turner,Dennis C.]
1948‐。アメリカに生まれる。1974年、ジョンズ・ホプキンズ大学で精神衛生・動物行動学で科学博士号取得。スイス・チューリヒ大学動物学研究所上級研究員として同大学で動物行動学等の教鞭をとり、また、スイス・ヒルツェルに創設した応用動物行動学・動物心理学研究所(IET)所長を務める。人と動物の関係に関する国際組織(IAHAIO)会長(1995‐)を務めるほか、麻布大学獣医学部常任客員教授(動物人間関係学研究室主催によるIET[IEAP]動物介在療法プログラム)など、各国の大学に客員教授として迎えられている。ヒトと動物の関係学会名誉会員

小竹澄栄[コタケスミエ]
1947年神奈川県に生まれる。1972年横浜市立大学文理学部独文科卒業。1976年東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。2005年東京都立大学人文学部を退職。ヒトと動物の関係学会・比較心身症研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sakie

12
他者との交流や心身の自由が限られてくる老年期こそ、伴侶動物と暮らすべきだとずっと思ってきた。しかし日本では、安全面、衛生面、管理面などの障壁が先に立って、飼い犬/猫と一緒に入れる老人ホームなどは今も香川県内にはほぼ無い。この本は、老人福祉施設での動物飼育において、規定しておくべき要件のチェックリストや問題点についての論考集である。スイス、ドイツ、オーストリアにおいては、この本が出た2004年の時点で施設への動物受入れが格段に増えているとある。日本は訪問動物が限界だろうか。意地でも猫と離れず自宅で死にたい。2023/11/23

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