- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 角川スニーカー文庫
内容説明
キシリア・ザビ配下の特務部隊という権威を笠に着て、対連邦軍のみならず味方でもあるジオン軍にも刃を向けた屍食鬼隊。自軍の軍用列車への襲撃、最新鋭のMSゲルググの強奪。しかし彼らの狙いはそれだけではなかった。マ・クベの秘密の軍資金「M資金」をも執拗に狙っているというのだ。連邦軍、ジオン軍、そして屍食鬼隊が戦局を左右しかねない「M資金」を軸に血みどろの戦いを繰り広げる!人気ゲームのノベライズ、完結。
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年、北海道夕張郡長沼町生まれ。病院の検査技師の職に就きながら歴史、科学に関する造詣を深め、その後『大日本帝国欧州電撃作戦』(飛天出版)で作家としてデビュー。また、小松左京氏率いる「宇宙作家クラブ」にも所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドウ
6
ジオンの中に現地軍(本作の場合は外人部隊なので若干毛色が違うか)とキシリア配下の特務部隊があって、後者を典型的な悪として連邦軍・現地軍ともが読者にとっての「味方」として描く構図はいつも通り。上巻や他の作品からも言える本作の最大の欠点は、戦うこと自体の目的化であろう。外人部隊としてジオン軍の中でも周縁に置かれた者達が、なぜそれでもジオンとして戦うことを選ぶのか(しかも終戦を迎え、家族を宇宙に残してなお)。そこに疑問を抱かないことが、架空戦記のお作法だとしても、ガンダムにはそぐわない思考回路だと思う。2022/01/01
ホームズ
3
下巻も簡単に流して読んでみました。富野さんが書いたガンダム以外はみんなどうでもいい感じのできですね。無理に小説にしなくっても良いのではないでしょうか?「ガンダム」って名前に頼って小説を書いてる感じで内容的には残念ですし。アニメとかにすればもう少し何とかなるんでしょうかね。2009/10/19
Toshy
2
意外にあっさり終わってしまった。。2017/05/28
Theodore
1
前作は連邦とジオンがそれぞれ交代で話を進めていたせいか正直あまり面白くなかったのだが、今回は両部隊が交錯し始めたあたりで少しずつ盛り上がってくる。とはいえ同じ作者の「コロニーが落ちた地で…」と比べると今ひとつトーンダウンした感は否めない。まあ個人的には推しキャラであるコンティ大尉が最後いいところをかっさらっていってくれたので満足なんですが。ただページの都合ゆえか最後、大尉とクローディアさんのやり取りがはしょられてしまったのが残念。女2人でどんな会話をしてたか知りたかったのに…。2024/04/04
双海(ふたみ)
0
中学生のころに読みました。