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内容説明
叔父ハロルドの不在中、PCに触れてしまった少女ララ。そこにはララにとって憧れの詩人エマ・ウィーランドの描いた『黄昏の碑文』の世界が広がっていた。世界を救う伝説の魔女としてログインできたことに喜ぶララだったが、やがて現実世界に戻れなくなってしまったことに気付く。さらに世界は“波”による崩壊寸前の危機を迎えていた。世界を救うにはどこかに眠る「夕暮れ竜」を探すしかない。『.hack』最初の謎「黄昏の碑文」がここに。
著者等紹介
川崎美羽[カワサキミウ]
1982.1.27、横浜生まれ。様々な職歴を経て、脚本家となった。’03年にTVアニメ「エアマスター」にて脚本家デビュー、同年に『.hack//Another Birth』にて作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
150
時系列ではシリーズ先頭に位置する話であり、ゲームはまだ試作中である。叔父の部屋で見つけたゴーグルを被りコントローラーを操作し始めたララは《黄昏の碑文》に登場するちび魔女サヤになっていた。黒猫ヴェスパが「それじゃサヤは、違う世界から来たってこと?」と問う。ララは慌ててゴーグルを外そうとするが、空をつかむのみ…もう元の世界には戻れない。ララはやむなく、黒のビト、白のフィリらと行動を共にする。碑文には影持つ三人が「波の侵略から世界を救う夕暮れ竜を探す」とあり、ララはその一人として大きな役割を背負っているようだ。2024/03/23
konkon
6
".hack//"のことは知らず読みました。ほのぼのとした感じです。取りあえず2巻へ進みたいともいます。2014/09/02
ルイルカ
2
正直期待はずれだっかも2009/09/27
ゲシャン
1
時系列としては一番初めでオンラインゲーム"The World"が完成するきっかけとなった物語。 "The World"の作者である"ハロルド・ヒューイック"の元を訪れた少女が黄昏の碑文ベースのゲームに取り込まれてしまう話。 黄昏の碑文や作者についてはゲームになる前から一部話題ではあったんだ。 あまり緊迫感を読み取れないまま2巻目へ。2024/08/20
くーぱんこんょみbot
1
原作の原典である黄昏の碑文について、ちゃんと書かれたものはなかった。波に世界が侵食され、徐々に現実の記憶を忘れていく主人公のララ、伝説の夕暮れ竜を見つけて、影あるものたちで世界を救うことができるか。正統派冒険譚として、これからが期待。2013/02/19