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内容説明
探偵小僧・御子柴進は部屋の隅に異様な物体を見つけてギョッとなった。それは裸の男の蝋人形で、しかも剥がれた蝋の下から本物の人間の手がのぞいていたからだ。蝋細工の面のような顔をした奇怪な蝋面博士。人間を殺して蝋人形に仕立てあげる、この怪人の暗躍に、等々力警部と御子柴少年は手も足も出ない。そんな時、アメリカ旅行中の金田一耕助が予定を繰り上げ帰国した―。表題作ほか三編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
4
ジュブナイルって事で『蝋面博士』は分かりやすい展開でした(笑)しかしこれと似た話を江戸川乱歩のやつでも詠んだな〜。金田一先生は相変わらず後手後手でした(笑)最後は明智小五郎のようだった(笑) 他に短編3つ。簡単に読めてしまいます(笑)2009/01/18
ホームズ
3
基本的にわかりやすい展開で楽しめました(笑)ジュブナイルでも金田一先生は・・・(笑)いいですね~(笑)やっぱり金田一先生が好きです(笑)2009/09/17
sato
2
スニーカー文庫になるだけあって、なかなかにライトな読みごたえ。ふだんの金田一とはちょっと違った、なんていうのだろうか、動ける探偵?みたいな感じ。サラリと読めて面白かったですな。2012/10/26
小林ミノリ
0
探偵小僧こと御子柴君と金田一作品でもお馴染みの等々力警部がメインの少年向け探偵小説、無理やりな感はありますが、金田一先生も緊急参戦、旧角川文庫版をスニーカー文庫で新装、ジャケはJET先生であります。