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内容説明
夏休みのほとんどを異世界で過ごしてしまったエリは、休み明けの抜き打ちテストの結果に大ショック。いくら苦手の物理とはいえ、この点数ではひどすぎる。ちょっとだけ心を入れかえて、ガラにもなく参考書と首っ引きの毎日。そんなある日、異世界の通りを歩いていたエリは、からまれている女性を助けた。ため息が出るほど綺麗なその人の正体は…なんとあの竜人ラーディーだった。どうしてラーディーが人間の街にいるのか、どうして人間の姿をしているのか。―これはもう勉強なんかしてる場合じゃない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じお
12
★★★☆☆ 抜き打ちテストで赤点を取ってしまったエリ、異世界に行っても勉強している彼女はとある人物と意外な形で再会する、ギャグ補正は最強のスーパーライトファンタジー第3巻。面白かったです、表紙の美女は誰だろうと思っていたらまさかの、しかし美形で人の名前覚えられないおとぼけキャラ…どこかのクラゲ頭を彷彿とさせますね、ベヅァーの狂気や行われてる事は大分非情なのに、オトボケ感あるのは好み分かれそうですが、私はこのシリーズに限っては好きな雰囲気2024/01/07
海星梨
6
KU。表紙誰だと思ったらまさかの既キャラだった笑 初の異種族カップルになってもらわなあかんな……バイザーくんには。主人公がゾムドになっている件について笑笑 シリアス全開でこれは冊数続きませんわ。なんだかんだバディもの描くのが一番あってる作家さんなんだなぁと再認識2023/03/29
読み人知らず
5
ベヅァーがどんどんおかしくなっていくのが見物です。異種族交流ってむずかしいねー。2016/01/09
洪七公
3
既読本1995/11/19
えびちり
3
異世界日帰り旅行のせいで(?)成績落ちつつあるけど懲りてないエリの前に現れた美女は? という序盤、じつは初読の時に正直正体驚きましたw そしてそれを踏まえて前巻を読むと…うん、そうとしか思えないよねと深くうなずいた覚えがあります。固定観念恐るべし。ベツァーの歪みっぷりが、サイコサスペンスレベル。じわじわ段階を踏んで歪んでいくのがわかってぞわぞわします。そして、二度あることは三度あるのエリの強運というかベツァーへの強みはなんなんだ、と実に楽しい。世界各国と異種族の考え方、骨太で重い中、エリの明るさが救い。2017/03/16
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