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内容説明
シタン病に冒されたリリエンスールは、ラフェールの王宮の地下で治療を続けていた。その間、王宮内を散策していたジョナサンは、美少女の幽霊と出逢うが…。一方、秘密結社〈ウロボロス〉の魔の影は、執拗にも追り来る。ラフェール文明の再興をかけて、リリエンスールは、敵に立ち向かっていく。壮大なる、スペース・オペラ、物語はいよいよクライマックスへ―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩歌
12
O2の事を性格が歪んでるだけ、と言えるようならロヴ君も疑似家族の仲間入り(笑) 初恋詐欺にあった上、そんな自覚したらもう立ち直れないだろな。墓場ツアーのシーンは印象深い。友人と元カノからもモッテモテのマリリン。彼の存在あってこそ起きなかった紛争の数々。O2に化粧品しこたま詰め込んだバッグを運ばせるオルガ、好き。いじめっ子が別のいじめっ子から虐待を受けるシーンは、今の私の萌です!!2014/09/10
まりもん
8
再読。誘拐されたオルガを救出するのにO2が直接赴くなんてね。そこでソランシアと会ってマリリンの余命が短いことを教えたりしての口バトルはなかなかだった。 O2が捕まってキラにいたぶられるなんてショック。2012/02/13
寒上ぺそぎん
4
外は急展開しつつ、内はロヴ君の成長っぷりがキラリと光る巻。“あの”ソ・トトにガツンと言ってみせる辺りは、言った後のフォローも含め、後の姿の片鱗が垣間見えるようで興味深い。良くも悪くも、ロヴ君の32年後は、此処で形作られたということなのだろう。「更なる悲劇の上塗り」含め(笑)、色々と経験してぐんぐん伸びているのが良く判る所がナイスだと思っている。2012/01/12
えびちり
3
O2誘拐される。あの正直可愛くない男を誘拐して何が楽しいのかとついつい思ってしまったり。オルガかわいいなあ。ていうか女性陣は芯が強くてみんな可愛い。主役も順調に成長している感じで、成長物語に弱い自分のツボを突きまくりですw ただ、今になって気になるのは政治的な立ち回りの背景が、もうすでに行われたこと、こんなすごいことしてたんだよという形で語られていて、マリリンの寿命とか半生とか考えると盛りすぎと言うか現実感がない感じ。2017/04/02
うにこ。
2
んー、マリリンはいつ白氏の姫君やスクトラバ元帥を相手取った外交をしたんだろう。 彼の死期をはっきりとは覚えていないのだけど…これじゃあ、あまりにも無茶な寿命設定じゃないかなぁと。2004/10/18