出版社内容情報
古式ゆかしい王朝絵巻のような葵祭、壮麗な山鉾・花傘の巡行する祇園祭、各時代の装束鮮やかな時代祭。三祭三様の由来と見どころをふまえ、京都千二百年の歴史をたどりながら、日本の多彩な祭文化の本質を探り出す。
内容説明
王朝絵巻のような賀茂社の葵祭、壮麗な山鉾や花傘が巡行する八坂神社の祇園祭、各時代の装束が鮮やかな平安神宮の時代祭。マツリは地域共同体のみんなが参加して活力を取り戻す機会であり、京都を賑わす三大祭では、その多様な要素を実感できる。三祭三様の成立・展開・成長の過程を追い、各神社の由来、祭礼の来歴や見どころをわかりやすく紹介。京都千二百年の史流を丹念にたどりながら、日本的な“祭文化”の本質に迫る。
目次
序章 京都の歴史と神々(ミヤコ京都の歩み;京都に居ます神々)
第1章 賀茂社の葵祭(賀茂の上下両社;賀茂の葵祭の沿革;葵祭の見どころ)
第2章 八坂神社の祇園祭(八坂の祇園さん;祇園御霊会の来歴;祗園祭の見どころ)
第3章 平安神宮の時代祭(官幣大社平安神宮;時代祭の変遷;時代祭の見どころ)
終章 マツリ文化の再発見(三大祭を担う人々;祭文化の三要素)
著者等紹介
所功[トコロイサオ]
昭和16(1941)年、岐阜県生まれ。名古屋大学卒業、同大学院(修士課程)修了。皇學館大学助教授、文部省教科書調査官、京都産業大学教授を歴任。現在、京都産業大学名誉教授、モラロジー研究所教授、麗澤大学客員教授、皇學館大学特別招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
うえ
たけとり
ぱーぷる・ばんぶー
つくし