角川文庫<br> シュンスケ!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041042298
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



門井 慶喜[カドイ ヨシノブ]
著・文・その他

内容説明

初代内閣総理大臣、伊藤博文。幼名、俊輔。周防国の百姓の家に生まれた彼は、武士に憧れ、無謀にも一国の宰相となることを夢見た。幕末の動乱期を持ち前の明るさと好奇心で駆け抜ける俊輔に、吉田松陰、高杉晋作、桂小五郎、坂本龍馬ら多くの志士たちは次第に魅了されていく。英国に留学し、早んに世界へ目を向けた俊輔がたどり着く、あるべき「日本」の姿とは?歴史小説の新鋭が贈る、爽やかな一代記。

著者等紹介

門井慶喜[カドイヨシノブ]
1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。2003年「キッドナッパーズ」で第42回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2016年、『マジカル・ヒストリー・ツアーミステリと美術で読む近代』で第69回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

84
伊藤俊輔のちの伊藤博文の若き日を長州藩の消長と共に描いた歴史人物小説。綺羅星のような輝かしい人物が登場するが俊輔は誰よりも明るくそして前向きだ。いつかこの人を主人公にした明治期の小説も読んでみたいです。2019/02/22

mint-s

61
伊藤俊輔、のちの伊藤博文の物語。百姓の家に生まれた俊輔。楽天家で柔軟な姿勢が幸運を呼ぶのか何度も窮地を脱し上っていく。物事を大きく捉え先を見通す力がずば抜けていたんだなぁ。幕末の混乱の時代を高杉晋作や山縣有朋らと共に駆け抜け、新しい国家をつくろうと生きぬく様を驚き唸りながら楽しく読み終えた。その後、初代内閣閣僚一覧を見て「おー!」となった。2018/11/08

如水

48
伊藤博文が博文と名乗る前の話=俊輔として幕末期に何をしてたか?が題材の御話。僕にとってあんまり良い印象を持たない人物💧ですが、コレが本当なら何と思慮深く、冷静にその時その時を生きていたか❗️話のキーは『すとらぐる(小説内ではひらがなでしたので)』。藩内、幕府、世界から生き残りを掛けてシュンスケが己のなりたいモノになる為駆け回る、と言った所です。ん〜、絶妙‼️と思ったのは今の松下村塾の評価をそのまんま描いている所。昔の人は『はっ💢』と立腹されるでしょうが、最新の研究評価を違和感無く伝えてます👍2020/05/28

けぴ

46
門井慶喜作品は一人の人物にスポットライトを当てた作品が面白い。本作は伊藤博文。若い頃の名前が俊輔であることが書名の由来。カタカナで書いているのは江戸幕末に躍動的に活躍したことを表している。初代総理大臣のため明治時代のイメージがあるが、高杉晋作、山縣狂介などともに新しい時代を築くために長州藩に尽くす。イギリスに井上聞多と留学したのも江戸時代。下関における外国船砲撃事件では留学時代のツテで通訳のアーネストサトウを通じて賠償金問題を解決。今まで注目されていなかったのが不思議なくらい魅力的な伊藤博文伝記でした。2025/07/04

キャプテン

45
★★★★☆_「きゃぷ衛門とゆく時の旅フェア」【西暦1885年明治時代─内閣制度編】楽天家であり天性の政治家、国家の宰相を目指す伊藤俊輔殿。後の伊藤博文、初代内閣総理大臣である。長州藩の戦いをくぐり抜け、国家に立ち向かうシュンスケ。現日本の骨格を作った一人。侍であり、ある意味で侍を滅ぼしたうちの一人。〝内閣〟という言葉には、侍の世が終わったことを示す意味が込められた。内閣を生んだ者たちの熱き血潮が今も流れていることを信じているでござる。拙者……いや、時代が変わるのだから、〝俺〟も侍言葉をやめることにするよ。2018/04/03

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