角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 帝都妖怪新聞

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角川文庫 角川ソフィア文庫
帝都妖怪新聞

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044094416
  • NDC分類 147.6
  • Cコード C0195

内容説明

文明開化に沸き返る明治の世。非科学的想像の産物として絶滅するかに見えた妖怪たちは、新聞という新たな棲息地で大繁殖していた!「海坊主が村守る」「結婚したい女狐」「猫男の耳に念仏」「天狗が生活指導」「笑う大入道」ほか、恐さの中に滑稽さもにじむ数々の怪異談が国内外から集結。新聞各紙が大真面目に報じた百花繚乱な怪奇ニュースが、今ここによみがえる。当時の挿絵とともに現代語で楽しむ文庫版妖怪新聞。

目次

幻獣(怪物が馬をひと呑み;両頭の獣骨 ほか)
兆し(味噌玉から毛が出現!?;屋内でも石の雨 ほか)
動植物の奇談(腹から不燃鳥;床下でポンポコ ほか)
妖怪天国(天狗が生活指導;夜空からギロリ ほか)

著者等紹介

湯本豪一[ユモトコウイチ]
1950年生まれ。妖怪研究者。おもちゃ絵や妖怪グッズまで守備範囲とした妖怪コレクターとしても著名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

77
明治時代に実際に新聞に掲載された怪異噺を、項目別に分類してまとめたもの。信じる信じないは別として、明治の世に各新聞がこぞってこれだけの怪異噺を絵入りで載せていたという事実に驚く。一部の噺しの末尾では「これも神経症の類い」と締めているのも、文明開化を現す所以と読めて面白い。資料としても貴重なものだと思いました。2018/09/25

帽子屋

6
文明開化をうたった明治の「奇譚・不可解譚」を載せてあり、妖怪等を調べる上ではとても楽しかった。記事の最後に文明人を気取って「西洋風に言うなら」「現代でいうところの」「田舎には迷信が」には笑った。そういうことは現代になっても生きているのだから、迷信も何もあったものではない。必至こいて「文明開化」しようとする態度がむしろほほえましかった。多分こういった奇譚や妖怪譚はこれからもずっと続いていくんだろうなあ。2015/05/13

かりこ

5
文明開化の明治時代の新聞に、怪異の記事がこんなに載っていたのか。「そんなものは神経症だ」「田舎者は変なことを信じて困る」というような文で締めくくるものも多いが、狐狸については記者達もまだ信じているようにうかがわれる記載もある。ほとんどの記事に挿絵が載っているのがありがたい。予言する幻獣のイラストが素朴で可愛らしかった。2017/06/22

4
明治の頃の新聞に掲載された、不思議な出来事をまとめた…というか、詰め込んだ本。文明開化で近代化と言っても、人間が信じてきたものなんて簡単には変わらないというのがよくわかる。もしくは、今よりもそういうものが見える人が多かったのかなぁ…などとも思ったり。 明治時代の身の上相談の本を読んだときにも思ったけど、この時代の「記者様」の上からの言い草がひっかかる。2015/04/12

ワッピー

4
明治時代に新聞で報道された奇譚集。当時の常識フィルターでみるとこういう書き方になるけど、現代のネットならどう扱われるだろうかとか考えながら楽しめました。とはいえ、驚くべきは明治時代であってもアメリカの砂漠地帯のオオトカゲ、マダガスカルの「蛇の木」とか世界のモンスターがかなり紹介されていて、UMA好きのワッピーには大当たりの内容でした。2013/08/24

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