角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 小さき者の声―柳田国男傑作選

個数:
電子版価格
¥539
  • 電書あり

角川文庫 角川ソフィア文庫
小さき者の声―柳田国男傑作選

  • 提携先に4冊在庫がございます。(2024年04月26日 05時00分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044083120
  • NDC分類 380.4
  • Cコード C0139

出版社内容情報



柳田 国男[ヤナギタ クニオ]
著・文・その他

内容説明

児童の言葉や遊びを民俗学的に論じた表題作ほか、「こども風土記」「母の手毬歌」「野草雑記」「野鳥雑記」「木綿以前の事」の六作品を収録。幼少期の純粋な好奇心を生涯持ち続けた柳田国男。そのみずみずしい感性と、対象への鋭敏な観察眼が伝わる傑作選。

目次

小さき者の声
こども風土記
母の手毬歌
野草雑記
野鳥雑記
木綿以前の事

著者等紹介

柳田国男[ヤナギタクニオ]
1875年、兵庫生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の独自の立場を確立。51年、文化勲章受章。62年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

40
子供の世界や庭先に見られる小さな自然等を題材に、そこから思索を広げていく論考が収録されている。「小さき者の声」であれば「ののさま」「まんまいさま」の言葉を読む度、あの遠い夕暮れに見上げた満月を思い出すし、「こども風土記」であればそこに収録されている数々の遊びから子供の頃の数々の遊戯を思い出させられる。幼児の言葉も遊戯も手毬唄も、収録されている全てがノスタルジアに直接訴えかけてくるように感じた。その他も庭先の草花や小鳥の鳴き声等、全て小さな事から始められており、その意味で本書全てが「小さき者の声」であった。2013/04/04

シュエパイ

8
表紙がとっても綺麗なので読んでみようと思い立ちました。子供たちの文化風土記、って感じなのかな?きっと、もう失われたり、受け継がれてたり、現代風に姿を変えたりしてる遊びたちなんだろうな。ノノサマ、だけはなんか聞いたことあるな?小1のころ、保育園児だった私以外の子は全員、2つの幼稚園のどっちかの所属で。片方の勢力の子が、「ノノサマは口では何にも言わないけれど♪」って歌ってたっけ。懐かしいなぁ、よく余所者扱いで苛められては殴り返してたんだっけ♪2013/11/11

寝落ち6段

3
日本の原型とは何か、それを子供の遊びから考察した一冊。地域によって風土は全く違うのに、遠く離れた土地で似たような遊びや言葉を使っていることがある。現在ではもう見られない遊び・言葉は貴重だ。あれこれと世界を知らない子供は純粋にその地域で育ち、意識しないままその世界のみを生きる。それ故に純粋にその地域の特性を持ち合わせている。そう思うと自分の子供のころはどうだったかなあと耽ってしまう。2013/06/09

Schuhschnabel

2
ままごと遊びは意外と奥が深いんだなあという陳腐な感想はさておき、全体を通して何をしているのかがわからない。『青年と学問』にあるように、世の中の役に立つことを目指すのが民俗学の存在理由だと思っているのだが、「木綿以前の事」を除いてはその道筋がイメージできなかった。一方、純粋に資料として残そうとしたのなら柳田の解釈が含まれすぎているように感じる。あと、歌はメロディーがわからないので、歌詞だけ書かれてもどう歌われたかイメージできない。2021/03/16

やいっち

2
まず、題名に惹かれた。誰も子供のままじゃ居られない。大人にならないと人の迷惑になるだけ。大人になる過程で得るもの、失うものがある。ずっと子供の心を保ちつつ、生きていくって、想像以上に難しい。芸術家はまさにそうした存在。柳田も、その一人だったんだろう。2015/10/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6322510
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。