内容説明
織田信長とはどのような人物であり、当時の人びとや異国人たちは、彼をどう見ていたのか?天下取りへ向けた政治手腕、家族・家臣との関係、そして性格や趣味嗜好などを、豊富な史実とエピソードで紹介。2度までも謀叛を企てた弟への対応、十七条意見書に込められた将軍家への絶縁の決意、人妻宛ての手紙でみせた温情をはじめ、戦国の常識の破壊者である信長の全貌に迫る!歴史がもっと面白くなる、待望のシリーズ第2弾。
目次
第1章 尾張の「うつけ」誕生(信長誕生の天文三年に世界では何が?;「天下布武」の敵―法華一揆 ほか)
第2章 天下布武と京への道(桶狭間出撃前夜―信長の態度;集中豪雨の恩恵―桶狭間合戦の勝因 ほか)
第3章 戦国の常識との戦い(将軍義昭の危機を救う;「(株)織田軍団」の人事係は昼夜営業 ほか)
第4章 天下人の政治手腕(竹中半兵衛にだまされた織田信長;「羽柴秀勝」が三人いた謎 ほか)
第5章 信長の死をめぐる光と影(信長の囲碁将棋好きが命取りになったか;本能寺の変をめぐる悲喜こもごも ほか)
著者等紹介
高野澄[タカノキヨシ]
1938年(昭和13)、埼玉県生まれ。同志社大学文学部卒業後、立命館大学大学院に学び、同大学助手を経て作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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