角川文庫 角川ソフィア文庫<br> やがて消えゆく我が身なら

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角川文庫 角川ソフィア文庫
やがて消えゆく我が身なら

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044070021
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報



池田 清彦[イケダ キヨヒコ]
著・文・その他

内容説明

「ぐずぐず生きる」「80歳を過ぎたら手術は受けない」「仕事が嫌いなら、心を込めずに働く」「がか検診は受けない」…。人はいつか必ず死ぬ。崩壊寸前の日本の社会システムのなかで、どうしたら有限の命を面白く生きられるだろうか。そもそも面白いとはどういうことか。飾らない人生観と独自のマイノリティー視点で、現代社会の矛盾を鋭く突く!生きにくい世の中を少しでも快活に過ごす、本音炸裂エッセイ。

目次

人は死ぬ
人生を流れる時間
がん検診は受けない
親はあっても子は育つ
人はなぜ怒るのか
未来のことはわからない
人はどこまで運命に抗えるか
自殺をしたくなったなら
強者の寛容について
病気は待ってくれない〔ほか〕

著者等紹介

池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年、東京生まれ。東京教育大学理学部卒業、東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。現在、早稲田大学国際教養学部教授。構造主義科学論、構造主義生物学の見地から、多彩な評論活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おじいやん featuring おじいちゃん( ̄+ー ̄)

52
生命倫理の問題を噛み砕いて書いた名著だす。 書きたい事は山盛りなんだが一章、一章が一晩中語り明かせるであろう密度の濃いセンテンスなのにこんな分かりやすく書いた著者はただもんじゃねえな!ただもんじゃねぇ! 中島義道に傾倒して形而上学的思索を延々とし自家薬籠中毒者だった過去の自分に言ってあげたい。 「どうせ死ぬんだし気楽にいこうぜ」と! 2017/11/13

Tui

24
だいぶ前、横浜市にある伝説のブックカフェ「まったり家」で出会ったエッセイ。専門である生物や昆虫に関する文も少なくないけど、本全体に漂うのは身も蓋もなさ(著者ご自身も述べているが)。そこが面白い。『死の恐怖も宗教も脳の開発品であることは共通している。こういうのもマッチポンプというのだろうか』『東照宮はガキばかりである。ガキの喧騒の中で見る神社ほど興醒めなものはない』こんな感じです。けっこう好きですね、この言い切っちゃうとこ。時折オヤジ臭さも漂うけどそこは愛嬌ってことで。2015/10/25

テツ

16
生物学者の著者がそうした視点から眺めて語る人生について。タイトルの「やがて消えゆく我が身なら」が全てを説明してくれている。ぼくたちは永遠にこのままの日常が続いていくように錯覚しがちだけれど、虫だろうが人間だろうが、一つの個体が存在している時間などあっという間に過ぎ去り、何の予告もなく生命は突然終わる。そんなタイムリミットを突きつけられている状況なのに、どうでもいいことに時間を浪費していていいのか?ぼくたちが真に優先するべきなのは何なのか。どうせ近いうちにくたばるのだからなるべく悔いのない生き方を。2023/05/26

こも 零細企業営業

15
約15年前に書かれた本。 生命とは、体感する時間とはと生命について書いてあったと思ったら、早期発見、早期治療は業界の利益誘導になる、体調が悪くなったら行くものだ。遺伝的な先天性と、環境による後天的な発展についてとか、情報が遮断されてる人々の選択肢のなさについて書いてあり、イラク人質の自己責任論についても書かれてた。アレは自己責任じゃなく拉致した奴等が悪い。蚊帳の外だった事に対する腹癒せだとか。ブラックバスと人間の外来種に対する考え方も興味深い。2019/09/08

tsu55

14
ヒトは死ぬことから逃れられない、しかし、命が有限であればこそ、この一日、この一秒が有意義なものであることができる。生物学者が語る死生論には説得力がある。2016/07/08

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