出版社内容情報
神崎 宣武[カンザキ ノリタケ]
著・文・その他
内容説明
俳句に季語があるように、季節の移ろいに敏感な日本人。かつての日本には、春夏秋冬の四季のほかに、夏の土用を含めて季節の変わり目としての4つの土用があり、「旬」という豊かな季節感をはぐくんできた。今もフキノトウや花見に春、初鰹や端午の節供に初夏、虫の音や新米に秋、餅つきや冬至に冬を感じるのはなぜか。現代人が忘れてしまった文化としての「旬」、まつりや行事に映る多様な「旬」の文化を民俗学的に読み解く。
目次
1 春(鏡餅と雑煮;餅なし正月 ほか)
2 夏(端午の節供とショウブ;ちまき ほか)
3 秋(虫聞き;月見 ほか)
4 冬(亥の子;寒仕込みの酒 ほか)
著者等紹介
神崎宣武[カンザキノリタケ]
1944年生まれ。民俗学者。旅の文化研究所所長、岡山県宇佐八幡神社宮司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 冬の水練



