内容説明
本書は、日本の女性天皇が日本の歴史の中で、どのような役割を果たしたのかを、これまで古代史の歴史叙述で紹介されることの少なかったエピソードを交えて記し、十代八人の女性天皇の実像に迫るものである。
目次
第1章 十代八人の女性天皇(十代八人の女性天皇;女性天皇は「中継ぎ」か ほか)
第2章 古代の女性天皇(女帝誕生前夜の歴史状況;大王としての女帝 ほか)
第3章 近世の女性天皇(明正女帝;後桜町女帝)
第4章 近代と現代の女性天皇(封鎖された女帝即位の途;戦後の女性天皇論議 ほか)
著者等紹介
荒木敏夫[アラキトシオ]
昭和21年東京都生まれ。東京都立大学大学院博士課程中退。愛知教育大学講師、助教授を経て昭和62年から専修大学教授(日本古代史)。平成14年より同大文学部長を務める
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