出版社内容情報
身近な暮らしの話題から伝統文化までよくわかる皇室ミニ百科。天皇・皇族には一般の法律が適用されない。処罰されないかわりに言論や表現の自由もない。健康保険や国民年金には加入していない――。知られざる皇室の暮らしをQ&Aで紹介。日本史もわかる皇室ミニ百科。
皇室事典編集委員会[コウシツジテンヘンシュウイインカイ]
監修
内容説明
天皇・皇族には一般の法律が適用されない。処罰されないかわりに言論や表現の自由もない。健康保険や国民年金には加入していない。―知っているようで実は知られていない皇室の暮らし。本書では、身近な暮らしの話題をはじめとして、皇室の歴史をメインとする基礎知識、宮中祭祀やご公務関連、財政事情、誕生から葬儀までの儀式や慣習など、皇室の全体像を問答形式でわかりやすく紹介。日本の歴史も学べる皇室ミニ百科。
目次
第1章 皇室の方々の日々(天皇・皇后は、お互いになんと呼んでいるの?;手紙を出したり、電話をかけたりできる? ほか)
第2章 皇室の基礎知識(皇族と一般の国民との違いは?;天皇・皇族に戸籍はあるの? ほか)
第3章 天皇・皇族の仕事(国事行為ってどんなことをする?;天皇の行なう「儀式」にはどんなものがあるの? ほか)
第4章 皇室の財政(資産と収入はどれくらいある?;秋篠宮家など宮家の生計費はどのようになっているの? ほか)
第5章 皇室の人生儀礼(皇室の誕生祝いとは?;お子さまの名前は誰がつけるの? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちさと
32
日本人はみんな天皇家と繋がっているという伝説は天皇家を身近に感じると共に、ひたすらこの国に生きる民のために平和を祈り、象徴として生きる天皇には言葉もでない。一般国民のように簡単には定年もできないですし。本書はさまざまな観点から、皇室に対する素朴な疑問に答えた1冊です。みんな気になる「皇室経済法」、毎日行う公務の内容、歴史など。天皇の行幸の際の宿泊費は一律二万円とか、健康保険に入っていないので宮内庁病院以外は全額自己負担とか、雑学も多く読みやすかった。2019/05/04
にゃんころ
16
雑学書の1冊として。一般国民とは異なる皇室の方々のいろいろ。テレビなどで紹介されるだけの御公務ばかりでは無い事は、もっと多くの人が知っていても良いと思う。2013/04/29
dapiko
4
非常に興味深かった。皇室はどうするのか、という一般人が持つであろう質問に回答している。天皇陛下を少し身近に感じることができる。2019/01/04
うごうご
2
天皇、皇后、皇族のことをざっくり把握できます。意外に一般国民の生活と同じような面もあるけど、制約、背負うものは大きいなぁ…。 2019/12/01
paco
2
皇室のニュースがよく話題になる最近、日本人なのに皇室のことって知らないなぁと思い手にとってみました。皇室の歴史などのちょっと堅めの話題から、衣食住やお金などの雑学まで。へぇーと思うようなことも多かったです。2017/06/27