角川ソフィア文庫<br> 大田南畝―江戸に狂歌の花咲かす

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角川ソフィア文庫
大田南畝―江戸に狂歌の花咲かす

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044007980
  • NDC分類 911.19
  • Cコード C0195

出版社内容情報

天明期、江戸で狂歌が大流行した。狂歌とは、五七五七七の形式に載せて滑稽な歌を詠む文芸である。ブームの仕掛け人・大田南畝の昂揚感のある狂歌は多くの人を惹きつけ、誰もが気軽に参加できるその狂歌会は流行の発信源となった。楽しい江戸のまちの太鼓持ち「狂歌師」という役どころは、いかにして人びとを魅了したのか。平賀源内や山東京伝にも一目置かれ、蔦屋重三郎の良き助言者であった大田南畝の人物像がわかる決定版。

内容説明

天明期、江戸で狂歌が大流行した。狂歌とは、五七五七七の形式に載せて滑稽な歌を詠む文芸である。ブームの仕掛け人・大田南畝の昂揚感のある狂歌は多くの人を惹きつけ、誰もが気軽に参加できるその狂歌会は流行の発信源となった。楽しい江戸のまちの太鼓持ち「狂歌師」という役どころは、いかにして人びとを魅了したのか。平賀源内や山東京伝にも一目置かれ、蔦屋重三郎の良き助言者であった南畝の人物像がわかる決定版。

目次

序章 大田南畝という人
第1章 狂歌の大親分になるまで
第2章 言葉のチカラで「役」づくり
第3章 われらが江戸自慢の流儀
終章 文芸界の大御所「蜀山人」として

著者等紹介

小林ふみ子[コバヤシフミコ]
1973年、山梨県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。法政大学文学部教授。専門は日本近世文学・文化。「大田南畝『七観』をめぐって―詩文と戯作」などで日本古典文学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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gorgeanalogue

11
全体にまあまあ面白く読めたが、おそらく著者も十分に自覚している通り、「めでたさ」をあおる狂歌師という「役」を強調しまた著者自身がその役回りを演じようとするあまり、そのはしゃぎぶりがやや鼻につく。また、「あとがき」にある「近代的個人」と近世的「役」の整理は図式的で説得力はない。2024/12/25

tayata

4
飢饉や災害といった激動の時代に狂歌をみんなで楽しんでいる時代の空気や当時の日本人の教養の高さを感じられた。2025/01/24

tomo6980

2
機知と諧謔に満ちた芸を野暮にならずに解説するのは難しいものだな。2024/12/21

がんちゃん

2
笑い、なんだな。職業選択の自由などがなかったに等しい封建制の江戸時代において、年齢や身分を超えて自由な空間に踏みこむことができる一つの方法が笑いを伴った天明狂歌の本質だってことなんですね。それは現代にも通じます。笑いは日々の桎梏から一時でも解放させてくれる効果がある。ただし、笑いの質ってこともあるよね。当時の狂歌を現代人が見てもさっぱり理解できない。そこには掛詞や本歌取りなどのある程度の教養が必要。それに比べて現代の笑いはどうだろう。ルッキズムや単なるイジメ、そんな中から生まれる笑いは笑いじゃないよなぁ。2024/12/03

アンコ椿

1
南畝先生は天才だな。2024/10/18

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