出版社内容情報
食べる、食べられるという自然界の生き物どうしのつながりと、環境破壊によってそのつながりが切れつつある実態をわかりやすく紹介。
【著者紹介】
国際生態学センター主任研究員
目次
第1章 生き物どうしのつながり(生き物と環境の「つながり」;いのちをつなぐ「食物連鎖」;生き物をとりかこむ「気候や水」;自分で養分をつくりだす「生産者」;死がいや糞を食べる「分解者」 ほか)
第2章 食物連鎖がとぎれたとき(いのちがとだえる「絶滅の危機」;いのちをうばう「乱獲や駆除」;すみかをうばう「開発や荒廃」;水の富栄養化でおこる「水質汚染」;食物連鎖でつながる「重金属汚染」 ほか)
著者等紹介
目黒伸一[メグロシンイチ]
1964年神奈川県生まれ。横浜国立大学工学研究科博士課程後期単位取得中退後、財団法人国際生態学センター研究員、同主任研究員、横浜国立大学工学部非常勤講師、横浜国立大学環境情報学府客員助教授などを経て、現在は財団法人地球環境戦略研究機関国際生態学センター主任研究員。世界各国の植生を調査・研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
243
表紙からもわかるように、本書は小学校高学年から中学生向けくらいに編集された食物連鎖の入門書。全体には絵や写真がふんだんに用いられていて、分かりやすい。第一章は当然、生産者から始まるのだが、光合成の説明がやや簡略すぎるのではないかという気がする。2番目に分解者が置かれているのも、後の繋がりからすれば、どうかなとも思う。一次消費者、二次消費者もその関係性にもう少し補足があってもいい か。後半の様々な場所での食物連鎖は、理解を深めるのに有効だろう。ただ、それらを総合しての生態系という考え方の紹介が必要だ。⇒ 2025/10/06
mi
2
大人にとっては、知っている事柄は多かった。 けれど、動物・昆虫の名前や人が食してはいけない金属のリストなども載っていて、読んでいて面白いな!と思う部分も多かった。 将来、子どもに読ませたい本?2018/11/11
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