出版社内容情報
建国神話から近代化まで、半島の二〇〇〇年史を通覧する入門書。
大陸の動乱や諸外国の圧力に常に晒されるという半島的性格を持ちながら、二〇〇〇年の歴史を紡いできた朝鮮。建国神話から日本による併合まで、その歩みを通覧する、入門書に最適の一冊。
●姜 在彦:1926年、韓国済州島生まれ。朝鮮近代史・思想史を専門とし、京都大学にて文学博士号を取得。大阪市立大学講師、花園大学教授などを歴任。『朝鮮近代史研究』(日本評論社)、『朝鮮の開化思想』(岩波書店)、『朝鮮儒教の二千年』(講談社学術文庫)など多数の著作がある。
内容説明
大陸や諸外国の圧力に常に晒される半島的性格を持ちながら、二〇〇〇年の歴史を紡いできた朝鮮。建国神話から三国時代の紛乱、統一新羅・高麗時代を経て朝鮮王朝の樹立と繁栄、守旧と改革の狭間に揺れた激動期を経て、内外の動乱の果てに起きた日本による「併合」まで、その歩みを網羅。隣国の日本・中国の動向にも紙幅を割きその関係史も理解できる。朝鮮研究の大家である著者が初学者向けに丁寧に論じた入門に最適の一冊。
目次
序章 半島的風土
第1章 朝鮮半島の古代
第2章 三国時代―高句麗・百済・新羅
第3章 統一新羅
第4章 高麗時代
第5章 朝鮮時代前期
第6章 朝鮮時代後期
第7章 朝鮮の近代
著者等紹介
姜在彦[カンジェオン]
1926年、韓国・済州島生まれ。博士(文学)。京都大学、関西大学、大阪市立大学などで非常勤講師を務めたのち、花園大学嘱託教授を経て、花園大学客員教授。2017年没。専門は朝鮮近代史・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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