角川ソフィア文庫<br> 理科の教室―千夜千冊エディション

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角川ソフィア文庫
理科の教室―千夜千冊エディション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044004477
  • NDC分類 019
  • Cコード C0195

出版社内容情報

本は遊びたがっている。知はつながりたがっている。第一章 科学のおじさん
マイケル・ファラデー『ロウソクの科学』
ウィルヘルム・オストワルド『化学の学校』
アンリ・ポアンカレ『科學と方法』
寺田寅彦『俳句と地球物理』
中谷宇吉郎『雪』
野尻抱影『日本の星』
湯川秀樹『創造的人間』
朝永振一郎『物理学とは何だろうか』
ジョージ・ガモフ『不思議の国のトムキンス』
オリヴァー・サックス『タングステンおじさん』

第二章 鉱物から植物へ
上西一郎『理科年表を楽しむ本』
益富寿之助『カラー自然ガイド・鉱物』
森本信男・砂川一郎・都城秋穂『鉱物学』
井尻正二『化石』
ピーター・トーマス『樹木学』
盛口満『シダの扉』
田中美穂『苔とあるく』

第三章 虫の惑星・ゾウの耳
本川達雄『生物学的文明論』
リチャード・フォーティ『三葉虫の謎』
奥谷喬司編著『貝のミラクル』
坂田明『クラゲの正体』
トニー・D・ウィリアムズほか『ペンギン大百科』
岩松鷹司『メダカと日本人』
ハワード・E・エヴァンズ『虫の惑星』
日浦勇『海をわたる蝶』
ジェームズ・ローレンス・パウエル『白亜紀に夜がくる』
クリス・ミード『フクロウの不思議な生活』
佐々木洋『カラスは偉い』
クリス・レイヴァーズ『ゾウの耳はなぜ大きい?』
日高敏隆『ネコはどうしてわがままか』
子母沢寛『愛猿記』
江藤淳『犬と私』

第四章 背に腹はかえられるか
デズモンド・モリス『裸のサル』
三木成夫『胎児の世界』
石原勝敏『背に腹はかえられるか』
久保田博南『電気システムとしての人体』
クロード・ベルナール『実験医学序説』
イヴ=マリ・ベルセ『鍋とランセット』
藤田紘一郎『笑うカイチュウ』
石弘之『感染症の世界史』
レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』



松岡 正剛[マツオカ セイゴウ]
著・文・その他

目次

第1章 科学のおじさん(マイケル・ファラデー『ロウソクの科学』八五九夜;ウィルヘルム・オストワルド『化学の学校』一六八三夜 ほか)
第2章 鉱物から植物へ(上西一郎『理科年表を楽しむ本』三一一夜;益富寿之助『カラー自然ガイド鉱物』一一九夜 ほか)
第3章 虫の惑星・ゾウの耳(本川達雄『生物学的文明論』一四八七夜;リチャード・フォーティ『三葉虫の謎』七八〇夜 ほか)
第4章 背に腹はかえられるか(デズモンド・モリス『裸のサル』三二二夜;三木成夫『胎児の世界』二一七夜 ほか)

著者等紹介

松岡正剛[マツオカセイゴウ]
編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。日本文化、芸術、生命哲学、システム工学など多方面におよぶ思索を情報文化技術に応用する「編集工学」を確立。また日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し独自の日本論を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

100
文庫シリーズで6冊で終わると思いきや、さらにこの本その後が出ているようです。この本で紹介されている科学関連の本は私が中学や高校で手にした本もかなり収められていました。40冊強の本がありますが、「ロウソクの科学」などは再読しようという気になりました。ちょっと分野は違う気がしたのですが私が愛読した江藤淳の「犬と私」、子母澤寛の「愛猿記」などもありました。2019/03/04

karutaroton

17
いつも、千夜千冊シリーズは視野が広がります。科学者というものは、女の足の指を舐めるようなところがなくてはあかんのですと言った湯川秀樹。何故鏡餅のウラジロはシダなのか?島では、サイズの大きな動物は小さく、小さな動物は大きくなる、つまり、スケールの大きな動物は出にくい(日本人も?)。二本足で立つために子宮口が狭くなり赤ちゃんは未熟になり子育ては大変になった。なぜ心臓は左のような極性ができるのか?父親の遺伝子が含まれる胎児を母親が子宮で拒絶しないのはウイルスのおかげ。2020/07/12

アドソ

15
理科の中でも化学と生物を多めに集めているのは、別巻で「宇宙と素粒子」を編むことを予定していたからだろう。理科の本というと専門書を想像しがちだけど、一般向けのいい本がこんなにあるとは。特に第一章の10冊は理系ならずとも必読、と思わせるラインナップ。生物関連ではコケ・シダから昆虫、犬、サル、古生物に至るまで幅広いが、いずれも地球のダイナミックな歴史とのリンクを感じさせる話ばかりで興味が尽きない。石弘之「感染症の世界史」はコロナ禍を経験している今こそ読んでおくべきかもしれない。2021/10/10

非日常口

15
エッセイ集に近い気がするんでピックアップされた本で気になったやつは、本書はザッと流し読みして原著に当たりたい。2019/01/18

阿部義彦

15
科学ではなくて理科なのがミソです。セイゴオ少年の知的好奇心の源泉がここに有ります。サイエンティストは矢張りどこか変な人ばかりなのです。2019/01/11

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