角川ソフィア文庫<br> サンスクリット版縮訳 法華経―現代語訳

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角川ソフィア文庫
サンスクリット版縮訳 法華経―現代語訳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044004095
  • NDC分類 183.3
  • Cコード C0115

出版社内容情報

法華経入門の決定版。経典独特の重複や繰り返しを大胆に割愛し、全27章のストーリー展開をスムーズに現代語訳で縮訳。時代背景も考慮しながら、経典の意味を改めて掘り起こし、詳細な解説と注を章ごとに収録した。
法華経研究の第一人者によるサンスクリット原典からの精緻な訳、最新研究をふまえた徹底解説により、法華経の「本当のすがた」を浮き彫りにする。

植木 雅俊[ウエキ マサトシ]
翻訳/解説

内容説明

日本では漢訳で読誦されてきた諸経の王、『法華経』。しかし「白蓮華のように最も勝れた正しい教え」という名前のサンスクリット原典を通してみると、さらに重要な意味が見えてくる。経典独特の重複や繰り返しを大胆に割愛し、全27章のストーリー展開をスムーズに読みやすく現代語で縮訳。時代背景も考慮しながら、経典の真意を改めて掘り起こし、詳細な解説と注を章ごとに収録。全体像を的確に理解したい人必携の入門書。

目次

序品(第一)=じょぼん
方便品(第二)=ほうべんぼん
譬喩品(第三)=ひゆぼん
信解品(第四)=しんげぼん
薬草喩品(第五)=やくそうゆぼん
授記品(第六)=じゅきぼん
化城喩品(第七)=けじょうゆぼん
五百弟子受記品(第八)=ごひゃくでしじゅきぼん
授学無学人記品(第九)=じゅがくむがくにんきぼん
法師品(第十)=ほっしぼん〔ほか〕

著者等紹介

植木雅俊[ウエキマサトシ]
1951年、長崎県島原市生まれ。九州大学卒。理学修士(九州大学)。文学修士(東洋大学)。人文科学博士(お茶の水女子大学)。1991年から中村元氏のもとでインド思想・仏教思想、サンスクリット語を学ぶ。仏教思想研究家。東京工業大学世界文明センター非常勤講師、NHK文化センター講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ころこ

38
各章は小見出しが付いた現代語訳→訳注→解説の順になっている。抄訳だが、繰り返しや冗長な個所を削っているだけなので実質的に完訳といえる。学問的に使用するのでない限り本書で十分であり、そう考えると上手くまとまっている。とはいえ、初見で読むのには厳しいと思う。本書を読むのが厳しいなら、橋爪との対談集『ほんとうの法華経』の語り口が平易で読み易く、この本の良さは意図的につくられたものだと実感する。手許の本は4年で16回重版されている。多くの人が文化的背景にある仏教の共通言語性に着目していることを再認識する。2023/03/09

りー

25
日本に伝えられたのは鳩摩羅什が翻訳したバージョンですが、こちらは底本のサンスクリット版を日本語訳し、経典の装飾的な表現をできるだけ削ぎ落としたもの。正直、100分で名著の「法華経」を読んだ時は、何故、最澄が傾倒し、宮沢賢治に至るまで日本人の精神の底流となったのか全くピンとこなかった。でも、これを読んで、法華経の教えの中に込められているのは、●性別や社会階層等全て関係なく悟りへの道は必ずある●決して諦めることなく人に対して心を込めた言葉で法を説くべし、というメッセージだということが、少し解った気がします。2021/01/03

不識庵

13
本書は縮訳版だが、詳細な解説が付帯していて、時代背景なども浮かんでくる。それでも私のような凡夫には再読が必要であるが。ポイントは二つ。釈迦牟尼が永遠の仏陀だということ。なぜ法華経が最重要経典なのかということ。「釈尊が入滅して2千年くらいたつ。しかし弥勒菩薩降臨まで56億7千万年待たなければ……いや、心配ない、釈尊がETERNAL BUDDHAだから」。二つ目、比叡山延暦寺の根本経典は法華経である。御山で学んだ日蓮、親鸞、道元ほか、皆衆生のため、いかに働いたか。いささか雑だが、今回はそういうふうに捉えた。2019/12/02

真琴

9
宮沢賢治や石橋湛山が信仰した法華経に興味がある。印象的だったのは「常不軽菩薩品」。「誰も軽んじない振る舞いこそが法華経であり」「他人に軽んじられても自分では軽んじない」と説いている。賢治の「雨ニモマケズ」のデクノボーのモデルだそうです。なるほどな・・・。2024/05/09

kiiseegen

6
ゆっくりと読み込む。再読時は登場する菩薩、如来を序品より順に書き出したい。二十五品は単体では観音経だが後に加えられたものとはね・・・法華経の概略、把握出来ました。2023/04/23

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