出版社内容情報
法華経入門の決定版。経典独特の重複や繰り返しを大胆に割愛し、全27章のストーリー展開をスムーズに現代語訳で縮訳。時代背景も考慮しながら、経典の意味を改めて掘り起こし、詳細な解説と注を章ごとに収録した。
法華経研究の第一人者によるサンスクリット原典からの精緻な訳、最新研究をふまえた徹底解説により、法華経の「本当のすがた」を浮き彫りにする。
植木 雅俊[ウエキ マサトシ]
翻訳/解説
内容説明
日本では漢訳で読誦されてきた諸経の王、『法華経』。しかし「白蓮華のように最も勝れた正しい教え」という名前のサンスクリット原典を通してみると、さらに重要な意味が見えてくる。経典独特の重複や繰り返しを大胆に割愛し、全27章のストーリー展開をスムーズに読みやすく現代語で縮訳。時代背景も考慮しながら、経典の真意を改めて掘り起こし、詳細な解説と注を章ごとに収録。全体像を的確に理解したい人必携の入門書。
目次
序品(第一)=じょぼん
方便品(第二)=ほうべんぼん
譬喩品(第三)=ひゆぼん
信解品(第四)=しんげぼん
薬草喩品(第五)=やくそうゆぼん
授記品(第六)=じゅきぼん
化城喩品(第七)=けじょうゆぼん
五百弟子受記品(第八)=ごひゃくでしじゅきぼん
授学無学人記品(第九)=じゅがくむがくにんきぼん
法師品(第十)=ほっしぼん〔ほか〕
著者等紹介
植木雅俊[ウエキマサトシ]
1951年、長崎県島原市生まれ。九州大学卒。理学修士(九州大学)。文学修士(東洋大学)。人文科学博士(お茶の水女子大学)。1991年から中村元氏のもとでインド思想・仏教思想、サンスクリット語を学ぶ。仏教思想研究家。東京工業大学世界文明センター非常勤講師、NHK文化センター講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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