角川文庫<br> 遠野物語拾遺retold

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遠野物語拾遺retold

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044003227
  • NDC分類 382.122
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『遠野物語』が世に出てから二十余年の後――。柳田國男のもとには多くの説話が届けられた。明治から大正、昭和へ、近代化の波の狭間に集められた二百九十九の物語を京極夏彦がその感性を生かして語り直す。

内容説明

踊りたいと暴れる権現様、二本足で立つ兎、時空を超えて現れた兵隊の男―。日本民俗学の黎明を告げた名著『遠野物語』から二十余年。柳田國男の元には多くの説話が集まっていた。時は明治から大正、昭和へ。天女や狐狸が駆けた遠野の空にも、飛行機が飛んだ。民俗の闇が照らし出され、再び近代という闇に飲み込まれる、そんな時代の狭間で語られた二百九十九の譚を、京極夏彦がその感性を生かして新たに紡ぐ。

著者等紹介

京極夏彦[キョウゴクナツヒコ]
小説家、意匠家。1963年北海道生まれ。94年、かねてよりアイデアを温めていた妖怪小説『姑獲鳥の夏』で小説家デビュー。『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞、『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、『後巷説百物語』で第130回直木賞を受賞。様々なジャンルで読者を魅了し続けている

柳田國男[ヤナギタクニオ]
民俗学者。1875年兵庫県生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のちの日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の独自の立場を確立。51年、文化勲章受章。62年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

75
『遠野物語』から20年余年、その間にも柳田のもとには多くの不思議な物語が舞い込んでいたようです。明治、大正、昭和と時代を経ていく中で、民俗学が再び目を引き、近代の闇に飲み込まれていくのは恐ろしいところですが。時代の間に語られた物語、鳥肌が立つものが多かったです。前作と合わせて読むべき1冊ですね。2018/08/21

佐島楓

47
怪談そのものの伝承、案外微笑ましいもの、論理的な解釈がつけられそうなものなど、さまざまな物語が詰まっていて楽しかった。オシラサマと付喪神系統の話が興味深い。こういう文章は、伝えられていくことこそが大事なのだろう。2015/08/12

みくろ

46
京極さんにより現代人でも読みやすくなった『遠野物語拾遺』。『遠野物語』の再版にあたり付録として集められた話という事で、一つ一つはかなり短い。その分やはり『遠野物語』の方が迫力があり面白いのだが、この拾遺の興味深いところはその話のほとんどを柳田氏でなくその友人の佐々木くんが書き集めたという点である。『遠野物語』にも一役買ってる佐々木くんだが、拾遺の方は彼自身の作品と言っても過言じゃないと思う。物語や伝記として楽しめるのは本家の方だが、民俗学的にはこちらの方が良いかもしれない。「一緒にあべあべ」が怖い…。2015/08/22

ソラ

40
内容(「BOOK」データベースより) 踊りたいと暴れる権現様、二本足で立つ兎、時空を超えて現れた兵隊の男―。日本民俗学の黎明を告げた名著『遠野物語』から二十余年。柳田國男の元には多くの説話が集まっていた。時は明治から大正、昭和へ。天女や狐狸が駆けた遠野の空にも、飛行機が飛んだ。民俗の闇が照らし出され、再び近代という闇に飲み込まれる、そんな時代の狭間で語られた二百九十九の譚を、京極夏彦がその感性を生かして新たに紡ぐ。 2015/07/04

ぐっちー

28
じわじわくる遠野の民話の世界。人と神々と狐狸妖怪が近い場所にいた時代が、次第に遠ざかってゆく『遠野物語拾遺retold』。多分、昔はこういう話を家族が囲炉裏を囲んで話したものだろう。爺さんが、何べんでも話し、孫が覚えてしまい、また次の世代へ引き継がれていったのだろう。時とともに、語り手が変わる毎に継ぎ足しのタレみたいに時ととも変化しながら。残念だけど今はなかなか語り部が身近にいない。文章にしておいてくれた柳田翁、語り直してくれた京極さんに感謝。2015/07/17

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