山岡荘八歴史文庫<br> 柳生石舟斎

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山岡荘八歴史文庫
柳生石舟斎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 494p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061950603
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

剣の道はかほどに奥深く、玄妙なものであったのか―柳生の里をおとずれた神陰流の流祖上泉伊勢守秀綱と立ち合ったとき、柳生宗厳は己れを愧じた。慢心、うぬぼれ、未熟さ…目からうろこが落ちる思いでそれに気づいた宗厳は即刻秀綱に入門、切磋琢磨を誓う。無刀取り柳生新陰流の開祖石舟斎の半生。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

34
神陰流の創始者である上泉秀綱(信綱)が、奈良にある柳生の里を訪れて、柳生宗厳(石舟斎)と立ち会って、何度も破れます。 ようやく自分を恥じた柳生宗厳は、上泉秀綱の門下となって、無刀取りを編み出します。 ここがこの物語のクライマックス。 あとは、時代の流れがはやくて、深く描かれるようになるのは柳生宗矩が徳川家康、秀忠父子に仕えるようになってからの50ページぐらいが、しっかりと描かれているところ。 これを読んだら柳生の里に行ってみたくなりました。😀2023/02/21

フミ

24
初めて、山岡荘八さんの文章の楽しさを教えて頂いた1冊になりました。 1560年代前半、剣聖・上泉信綱一行の伊勢入りから始まり、主人公を信綱→柳生石舟斎→柳生宗矩と変えながら、地方の剣客の目線で時代の流れを見つめて行く作品です。展開は問答や自問自答が多く、ユルユルしておりますが、感情移入度が深く、読み進めていくほどにハマっていく感じです。また、この1冊・485頁で、山岡戦国ファンタジー(笑)の織田信長、徳川家康のキャラ立て、あと三成と家康の関係なども触れられるので、入門用におススメ出来るなぁと思いました。 2025/10/01

たなかか

9
無刀取り とはこういう事なのか! 戦わずの刀 剣禅一如 覚悟が大事 刀抜かぬのが無刀取りの真髄 。 上泉秀綱と宗矩の話が多いが宗厳に繋がる縁  なるほどー 刀を使わないた戦い 上泉対宗厳 信長対宗厳 宗厳対宗矩 家康対宗厳 最後の島左近勝猛との戦いは、達者な者の戦いだね  2021/01/04

旗本多忙

7
上泉秀綱の剣技に翻弄される宗厳(石舟斎)は、自分が井の中の蛙だと思い知らされる。石舟斎が主人公だけど、私は上泉信綱の人となりが凄く気にいりました。どこまでも謙虚な姿勢は人として見習わなければなりませんね。作中で、宗厳に「われわれが目指しているのはかようなものではない‥」と信綱が言うと、仰天する宗厳が面白かった。後世に残る作品ですね。

金吾庄左ェ門

6
昭和30年代に書かれたにしては、平和主義に偏っているように感じました。あの当時の観点に立つなら、松永久秀はもっと評価されてもいいと思います。足利義昭はなんかかわいそうな人扱いです。石の舟は世に浮かぶことはないが、世の中に左右される事もないと言えばそれまでですが、平和という理想にこだわる割には、主体的に動こうとはしません。2025/10/12

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