出版社内容情報
角川書店[カドカワショテン]
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内容説明
夏は南風に乗ってやってくるという。薫風、青田、梅雨、炎暑といった自然現象のほか、夏服、納涼、冷酒、団扇などの生活季語が多い。湿度の高い日本の夏を、少しでも涼しく過ごすための先人の知恵が、季語となって結実した証である。和歌以来の伝統の季語から近年の新しい季語まで収載し、的確な解説と名句で定評のある角川歳時記。例句を大幅に見直し、解説に「作句のポイント」を新たに追加。読んでも役立つ、改訂第五版!
目次
時候
天文
地理
生活
行事
動物
植物
1 ~ 1件/全1件
- 評価
本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カーミン
34
俳句の季語というものは、ただ単に季節を表すだけではない。例えば夏。少しでも涼しく過ごすための先人の知恵が季語となり結実した証である。生活から食べ物、動物・植物に至るまで先人たちが考えた季語がちりばめられている。8月7日の立秋まで、繰り返し読んで、暑い夏を楽しみたい。2021/07/18
あや
12
立夏が近づいて夏の句も読みたくなったり詠みたくなったりするこの時期。俳句は季節の先取りも大事なのだと敬愛する俳人の方に教えていただいた。2021/04/26
shoko
7
季節ごとに刊行されている歳時記、季語→解説→例句というシンプルな作り。季節に合わせて読んでみようと思ったけど、隅々まで読み切る時間がなかった。一冊目はやっぱり写真付きの歳時記にしてみようかな…2021/06/19
凪子
6
やっぱり日本語は美しい。表紙の青と白と水色の三色はまさに夏の色そのもの。夏の季語に色彩をのせたら、まさにこの色になるだろう。夏空へ雲のらくがき奔放に。2018/11/30
こりん
5
便利です2018/06/17