角川文庫<br> 世界のたね〈上〉―真理を探求する科学の物語

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角川文庫
世界のたね〈上〉―真理を探求する科学の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044001582
  • NDC分類 402
  • Cコード C0198

出版社内容情報

サイエンス入門の決定版。ロングセラーの名著、待望の文庫化!「宇宙ができる前はなにがあったの?」子どもの頃、誰もが抱いたそんな好奇心から、人類の科学の進歩ははじまった。数や原子、引力、電気、ワクチン、
種の起源、DNA、そして宇宙のはじまり……古代ギリシャから現代まで、ものごとの「真理」を探求しつづけた先人たちの発見や発明を物語でたどりながら、
科学の歴史をひもといてゆく。ノルウェーの権威ある「ブラーゲ賞」最優秀作品賞受賞。ロングセラーの名著、待望の文庫化!

(目次)

第1章 好奇心
第2章 おおもととはなにか?
第3章 数の魅力
第4章 世界でいちばん小さなつぶ
第5章 行動した哲学者たち
第6章 発明の父――アルキメデス
第7章 知の宝庫――アレクサンドリアの図書館
第8章 世界の智慧
第10章 聖書と学問
第11章 ふたたび誕生する
第12章 太陽が中心
第13章 ぼくたちの外側にある宇宙
第14章 ぼくたちの内側にある宇宙
第15章 アリストテレスに別れを
第16章 月は落下している――ニュートン
第17章 新しい世界
第18章 琥珀のなぞ
第19章 働く電気

アイリック・ニュート[アイリックニュート]
1964年ノルウェーのオスロ市生まれ。オスロ大学で天体物理学を専攻して卒業後、科学ジャーナリスト、作家、翻訳家として活躍。『太陽――ぼくたちの恒星』(1994年)でノルウェー文化省の最優秀ノンフィクション作品賞を受賞。1996年に本作でノルウェーの権威あるブラーゲ賞最優秀作品賞を受賞。教科書や数多くの科学読み物を執筆し、北欧学校図書館協会児童書賞など多数の児童書賞も受賞している。本国ではテレビやラジオの科学番組の講師としてもおなじみで、講演活動も精力的に行っている。邦訳に『未来のたね』(NHK出版)がある。

猪苗代英徳[イナワシロヒデノリ]
1952年生まれ。北欧語翻訳家。主な訳書にアイリック・ニュート『未来のたね』、四―スタイン・ゴルデル『オレンジガール』『サーカス団長の娘』などがある。

内容説明

「宇宙ができる前はなにがあったの?」子どもの頃、誰もが抱いたそんな好奇心から、人類の科学の進歩ははじまった。数や原子、引力、電気、ワクチン、種の起源、DNA、そして宇宙のはじまり…古代ギリシャから現代まで、ものごとの「真理」を探求しつづけた先人たちの発見や発明を物語でたどりながら、科学の歴史をひもといてゆく。ノルウェーの権威ある「ブラーゲ賞」最優秀作品賞受賞。ロングセラーの名著、待望の文庫化!

目次

好奇心
おおもとはなにか?
数の魅力
世界でいちばん小さなつぶ
自然を見つめた人―アリストテレス
行動した哲学者たち
発明の父―アルキメデス
知の宝庫―アレクサンドリアの図書館
世界の知恵
聖書と学問
ふたたび誕生する
太陽が中心
ぼくたちの外側にある宇宙
ぼくたちの内側にある宇宙
アリストテレスに別れを
月は落下している―ニュートン
新しい世界
琥珀のなぞ
働く電気

著者等紹介

ニュート,アイリック[ニュート,アイリック] [Newth,Eirik]
1964年、ノルウェーのオスロ市生まれ。オスロ大学で天体物理学を専攻して卒業後、科学ジャーナリスト、作家、翻訳家として活躍。2冊目の『太陽―ぼくたちの恒星』(1994年)でノルウェー文化省の最優秀ノンフィクション賞を受賞。1996年に出版した3冊目の『世界のたね―真理を探求する科学の物語』で、ノルウェーの権威あるブラーゲ賞最優秀作品賞を受賞。教科書や数多くの科学読み物を執筆し、北欧学校図書館協会児童書賞など多数の児童書賞も受賞している

猪苗代英徳[イナワシロヒデノリ]
1952年生まれ。北欧語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かな

11
小学校高学年くらいから読めそうな、やさしい科学の歴史本。子どもに語りかけるような言葉遣いも、はじめは違和感があったけど、あとからはすっかり生徒気分で楽しんだ。上巻で扱うのは、遥か古代ギリシャの自然哲学から産業革命。かつて平らで不動だった地面は実は球状で、宇宙の中心にいたはずの私達は実は太陽の周りを高速で回転していて…。信じていた人には「事実」だったろう事柄や常識が、どんなに移ろいやすいかに改めて驚かされる。いま当たり前の事実として捉えていることも、ひょっとして…、と疑いたくなる。2021/04/11

NDS

7
翻訳物の為か、子どもに語りかける口調が難点ではある。しかし、中身は古代ギリシャ時代から近代にいたるまでの科学史がよく纏められている。 古代に発明された科学が数百年の時を経て、実用化される例も少なくなく、中世という時代がいかに宗教に対して盲目的であったかが伺われる。 科学が万能であるとは思わないし、宗教もよい面はあると思われるが、少なくとも科学、さらには文化という面では暗黒時代であったのだろう。 その時期のヨーロッパの記述の少なさが、それを物語っている。2017/09/27

シロ太

6
そんなに厚い本ではありませんが、上巻だけで一ヶ月近くかかってしまいました。理由は、同じ個所を何度も何度も繰り返し読んで、本書の年表では飽き足らず自分で図表を書いてまとめながら読んでいたから。それくらい興味深く楽しめる内容です。ギリシャ哲学から始まり中世暗黒時代、ペストを経てのルネサンス。そして産業革命。特にコペルニクス、ガリレオ、ケプラーとカトリック教徒との確執は「誰が為の宗教」か考えさせられます。アイザック・ニュートンも登場し下巻ではいよいよ電磁気学の発展とアインシュタイン先生登場か。楽しみです。2016/11/30

ポメ子

5
理系の発見の歴史。わかりやすく説明しているので、理解しやすかった。好奇心の持った先人たちが、危険を顧みないで色々と実験し、発見、発明する、その過程が学べた。タレスからエジソンまで。2023/09/29

でろり~ん

3
良い本でした。でも、なんだって人間って奴は本当のこと、真実を知りたがるんでしょうかね。生活のための工夫を繰り返すんでしょうかね。現在の世界が出来上がるまでの歴史を何となく理解できたような気にさせてくれる一冊でした。ま、まだ下巻があるけれどね。科学人気を取り戻すための書籍としてNHKが位置付けたものなのか、子供向けの日本語になっていますが、いらん工夫だったような気もしますね。うるさいとは思いませんが、ちと違和感。古い時代の中国人の発明について多く取り上げています。昔の中国ってホント凄かったんだよねえ。うむ。2017/11/19

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