角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 一葉舟 (改版)

個数:
電子版価格
¥844
  • 電子版あり

角川文庫 角川ソフィア文庫
一葉舟 (改版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年01月23日 09時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044001261
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

岡の「情緒」思想の根底にある仏教への思索を深めた書。解説・若松英輔

「人が現実に住んでいるのは情緒としての自然、情緒としての時の中である」西欧的な物質主義ではない、日本的情緒の大事さを説き続けた岡潔。その思想の根底にはつねに仏教の叡智があった。釈尊の再来と仰いだ山崎弁栄の言葉を辿り、芭蕉の句に日本古来の情を見、時に脳の働きにも注目しながら、情緒の多様な在り方を探る。数学研究での実体験や教育についての対話、仏洋行記も交え仏教への思索を深めた書。解説・若松英輔

科学と仏教
教育を語る
片 雲
梅日和
弁栄上人伝
人という不思議な生物
一葉舟
ラテン文化とともに
あとがき
解説 岡潔と仏教の叡智――若松英輔

【著者紹介】
HASH(0x3967638)

内容説明

「人が現実に住んでいるのは情緒としての自然、情緒としての時の中である」西欧的な物質主義ではない、日本的情緒の大事さを説き続けた岡潔。その思想の根底にはつねに仏教の叡智があった。釈尊の再来と仰いだ山崎弁栄の言葉を辿り、芭蕉の句に日本古来の情を見、時に脳の多様な在り方を探る。数学研究での実体験や教育についての対話、仏洋行記も交え仏教への思索を深めた書。

目次

科学と仏教
教育を語る
片雲
梅日和
弁栄上人伝
人という不思議な生物
一葉舟
ラテン文化とともに

著者等紹介

岡潔[オカキヨシ]
1901年大阪生まれ。京都帝国大学卒業。フランス留学を経て、帰国後、広島文理科大学、北海道帝国大学、奈良女子大学で教鞭をとる。後年、多変数解析函数論の分野における超難題「三大問題」を解決し、数学者としてその名を世界に轟かせた。1960年に文化勲章を、1963年に『春宵十話』で毎日出版文化賞を受賞。1978年没。多くの名随筆を残した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

55
8年ぶりに読んだ。案の定 煙にまかれて 何が何やらだった。が、岡の嘗ての古き良き日本を想う気持ちは伝わる。理解はし難いが。 (08/06 13:01)  以下、8年前の感想から:2024/08/05

双海(ふたみ)

25
「科学と仏教」の章は、私に仏教の知識が乏しいため、そして岡博士のように深い洞察がないためあまり理解できませんでした。一方、「片雲」や「梅日和」の随想はよくわかりました。「国字問題」の内幕を詳しく聞いた岡博士が”赫怒”したそうですが、なるほどなぁと思います。2016/03/27

ホシ

21
岡潔が高名な数学者であることは知っていましたが、仏教に傾倒したと聞いて仏教かぶれの私としては即座に手に取りました。岡は道元禅師と弁栄上人から特に深い感銘を受けた様子。要約するに「如来とその世界は私たちに寄り添うように存在しているのに、特に明治以降を私たちは仏や浄土を見る眼を閉ざしてきた」という事かと。岡は仏眼を閉ざし西洋の物質文明に盲従する日本人に警鐘を鳴らします。岡の主張は分からないではありませんが、難解な思想は充分に飲み込めませんでした;;とは言え岡潔の信仰の世界を垣間見れる貴重な一冊です。2022/05/21

やいっち

6
8年ぶりに読んだ。案の定 煙にまかれて 何が何やらだった。が、岡の嘗ての古き良き日本を想う気持ちは伝わる。理解はし難いが。 (08/06 13:01)  以下、8年前の感想から:2024/08/05

hi!!!!!

5
仏教用語知識の乏しい頭ではなかなか読み進めるのが難しく、読み終えるのに三ヶ月程かかった。今までに読んだ岡潔の著書に書かれている思考を更に先に進めながら繰り返し考察しているのだろうという事は何となく分かる。面白い事が書かれていると感じられるのに、それをこちらが理解しきれない事がもどかしい。以下引用。「現実の物質はみな過去を持っている。〜中略〜その過去のエキス化が情緒である。だから情緒の総和がその人である。」2017/09/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10679361
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。