角川文庫 角川ソフィア文庫<br> おくのほそ道を旅しよう

個数:
電子版価格
¥704
  • 電子版あり

角川文庫 角川ソフィア文庫
おくのほそ道を旅しよう

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月23日 05時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044000356
  • NDC分類 915.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

芭蕉の足跡を追って、旅するように古典を楽しむ

みちのくは遠い。生きて戻れるだろうか――。
江戸の都の名利を捨てて、晩年の芭蕉は遥か東北へ旅立つ。
それは新境地を切り開くために、この世と人生の生々流転を見つめる旅路だった。

そして三百年あまり。芭蕉の足跡を慕う上方の作家、
田辺聖子もまたおくのほそ道へと旅立った。
気むずかしい爺さんにみえていた芭蕉は、やがて、
人生という旅路のやさしい友の顔を見せるようになる。

原文の滋味を掬い古典へと誘う紀行エッセイ。

(『「おくのほそ道」を旅しよう』改題)

・旅立ち
・白河の関こえて
・壺の碑
・つわものどもが夢のあと
・羽黒山の三日月
・甲の下のきりぎりす
・蛤のふたみの別れ

【著者紹介】
HASH(0x3d2d828)

内容説明

みちのくは遠い。生きて戻れるだろうか―。江戸の都の名利を捨てて、晩年の芭蕉は遙か東北へ旅立つ。それは新境地を切り開くために、この世と人生の生々流転を見つめる旅路だった。そして三百年あまり。芭蕉の足跡を慕う上方の作家・田辺聖子もまたおくのほそ道へと旅立った。気むずかしい爺さんにみえていた芭蕉は、やがて、人生という旅路のやさしい友の顔を見せるようになる。原文の滋味を掬い古典へと誘う紀行エッセイ。

目次

旅立ち
白河の関こえて
壼の碑
つわものどもが夢のあと
羽黒山の三日月
甲の下のきりぎりす
蛤のふたみの別れ

著者等紹介

田辺聖子[タナベセイコ]
1928年、大阪市生まれ。樟蔭女子専門学校国文科卒業。64年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

47
『おくの細道』をお供に旅するエッセイ。慕っている芭蕉の旅路を歩むことで自由で渋くて楽しい古典へと誘われていきました。2024/02/07

けいこ

15
松尾芭蕉の人間性が少し分かって良かったです。ユーモア好きの優しい人だったんですね。2016/11/13

ロビン

14
芥川賞作家の田辺聖子さんと、編集者やカメラマンの4人連れが「奥の細道」の芭蕉の旅路を辿った旅行記。嵐山光三郎さんの描く、詩には厳しい一方世故に長け衆道の愛に身を焦がす芭蕉とは異なる、弟子たちや親類の面倒見の良い徳の高い芭蕉像が結ばれる。悲運に倒れた歴史の敗者を愛し、点取俳諧を嫌う点は間違いないようだが。芭蕉沼の恐るべき深さに、観念して沈むしかない思い。戸田如水という大垣藩の高官が芭蕉のことを日記に「心底はかりがたけれども、浮世を安くみなし、諂わず奢らざる有様なり」と記しているというのが印象的であった。2024/10/11

ソングライン

14
深川を始点に東北、北陸を巡り大垣に終わる芭蕉のおくのほそ道の旅を、300年後の現代を生きる作者が3人の若者と共に旅した旅行記です。芭蕉の旅した当時から残る史跡を訪ねた感想に加え、芭蕉も思い浮かべたであろう歴史的背景、また当時出会った人物の紹介など、おくのほそ道の理解を容易にしてくれる内容満載です。名物や地酒の紹介も楽しませてくれます。2018/12/15

おゆ

14
陸奥に歌枕を訪ねる芭蕉と曾良。その足跡を辿る田辺さんの筆は、芭蕉が愛した西行の歌や奥州に残る義経の面影へと自在に行き来する。原典は原文と現代語訳を昨年読んだばかりだが、俳諧のほか故事や漢文などの素養がなければ味わうことの難しい作品だとの印象をまた新たにした。けれど本書は決して肩肘張るものではなく、語尾の切れ味鋭い編集者妖子さん、昼食は必ずトンカツ定食のカメラマン亀さんなど、同行者とのやりとりは軽やかで楽しい。田辺さんが引く「曾良日記」や地元に残る石碑を見るにつけ、芭蕉が端折った地元の人々との交歓を想う。2018/03/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10807125
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品