内容説明
捜査指揮官に必要なのは的確な判断力と決断力。そのためには徹底的に現場経験を積み、現場の資料を読み込み、考え続けること。刑事警察最高幹部OBの中でも捜査への造詣と見識の深さが随一の著者が、貴重な失敗談、科学捜査の現状、反社会勢力との闘い等、70もの実際の事件をもとに綴った刑事捜査の真実。伝説の元警視庁捜査第一課長・寺尾正大氏の協力も得て刊行。第一級のリーダー論としても役立つ書。
目次
第1編 執行力と判断力(警察の基本と初動;現場の話;科学捜査の進歩;言うべきことと言ってはいけないことの区別)
第2編 捜査指揮官の判断と決断(皆が感じ取らないことを感じ取る力;犯人は“流し”なのか、“近い者”なのか;決断とは「捨てることなり」;質の良い経験を積む;難しい事件への挑戦 ほか)
著者等紹介
岡田薫[オカダカオル]
昭和23年生まれ。東京大学法学部卒。昭和47年警察庁に入庁し、同年司法試験にも合格。千葉・兵庫県警察本部刑事部長、警察庁鑑識課長、科学警察研究所総務部長、警察庁刑事企画課長、警察大学校特別捜査幹部研修所長、警察庁暴力団対策部長、警察庁刑事局長など刑事警察の要職を歴任。その他、警視庁神田警察署長、山口県警察本部長、兵庫県警察本部長、警視庁副総監などで捜査の指揮を執った。その後は国立国会図書館専門調査員を経て、現在は株式会社整理回収機構専務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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