内容説明
中卒で家を出て以来、住み処を転々とし、日当仕事で糊口を凌いでいた17歳の北町貫多に一条の光が射した。夢想の日々と決別し、正式に女性とつきあうことになったのだ。人並みの男女交際をなし得るため、労働意欲に火のついた貫多は、月払いの酒屋の仕事に就く。だが、やがて貫多は店主の好意に反し前借り、遅刻、無断欠勤におよび…。夢想と買淫、逆恨みと後悔の青春の日々を描く私小説集。
著者等紹介
西村賢太[ニシムラケンタ]
1967年東京都生まれ。中卒。2007年『暗渠の宿』(新潮社、新潮文庫)で野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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