内容説明
雪の中で寄り添ったカバの夫婦。オランウータンのお母さんの子育て。キリンのお父さんの話、ゾウのアサコの死の話…。旭山動物園にいる動物たちは「命の絆」を知っています。一生懸命に生きる動物たちは「命」と「死」の意味、生きる知恵を私たちに教えてくれます。日常生活ではなかなか伝わらなくなってしまった「命」。動物たちと接する中で考え、思った“命のメッセージ”の話が満載。
目次
第1章 生き物に夢中だった少年時代
第2章 命を伝える動物園
第3章 生きる意味って何だろう?
第4章 動物から学ぶ親子の関係
第5章 考える力、発見する目
著者等紹介
小菅正夫[コスゲマサオ]
1948年、北海道生まれ。現在、旭山動物園園長。73年、北海道大学獣医学部卒業。95年に旭山動物園の園長に就任。日本最北にして日本一の入園者を誇る“日本一の動物園”にまで育て上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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