内容説明
太平洋戦争が泥沼化してきた1943年(昭和18年)4月。人気を集めていた東京六大学野球連盟が解散となり、早慶戦も姿を消した。9月には学徒出陣が決定され、20歳以上の学生は入隊することに。慶應義塾大学塾長の小泉信三と、早稲田大学野球部顧問の飛田穂洲らは、出征を目前に控えた学生たちに“生きた証”を残してあげたいと、早慶戦実現に向けて、奔走する。史実から生まれた映画『ラストゲーム 最後の早慶戦』小説版。
著者等紹介
古田求[フルタモトム]
1947年、佐賀県生まれ。助監督をへて、78年『ダイナマイトどんどん』で脚本家デビュー。『疑惑』(82年)で毎日映画コンクール脚本賞を、『忠臣蔵外伝四谷怪談』(94年)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞する。テレビドラマの脚本も数多く手がけており、「壬生義士伝 新選組でいちばん強かった男」(02年)では、ギャラクシー賞選奨、ATP賞特別賞、橋田賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルス
1
読了しました。2024/12/08
とも
1
舞台の予習に読んでみた。切ない母の心情に胸が詰まった。2010/08/26
えりんぎ
0
太平洋戦争が泥沼化してきた1943年(昭和18年)4月。人気を集めていた東京六大学野球連盟が解散となり、早慶戦も姿を消した。9月には学徒出陣が決定され、20歳以上の学生は入隊することに。慶應義塾大学塾長の小泉信三と、早稲田大学野球部顧問の飛田穂洲らは、出征を目前に控えた学生たちに“生きた証”を残してあげたいと、早慶戦実現に向けて、奔走する。
浅屋
0
好きなことを好きなだけ出来る自分たちがいかに幸せだってことが分かる。切ないけど良い話。
み~くま
0
映画のノベライズ版だったのですが・・・とても切なく哀しい物語でした。今度は、原作となった小説を読んでみたいと思います。2008/09/24