講談社現代新書<br> 私たちはどんな世界を生きているか

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講談社現代新書
私たちはどんな世界を生きているか

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  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065214459
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0210

出版社内容情報

この200年、世界は近代のもたらした解放をなくし、新たな身分制社会が到来した。現代世界の現実を多角的に俯瞰する近現代史!

内容説明

新たな身分制社会に変貌しつつある、激変する世界の動態を現代思想の鬼才が解き明かす!

目次

第1章 今の世界に至る道 19世紀~1970年(分断した社会;ヨーロッパと大戦;人権や平等に疲れて)
第2章 アメリカの大転換―90年代末~対テロ政策へ(その成り立ちと「自由」;格差と不満;もうアメリカを見習うな)
第3章 日本は朝鮮半島をどう見ているか(韓国政府に干渉する日本;拉致問題の経緯;なぜ北朝鮮は核を持つのか?)
第4章 日本の明治一五〇年(形成と変容の概説;明治時代とは何だったか;逆のドライブと天皇制;昭和の敗戦がもたらしたこと;失われた三〇年としての平成)
第5章 令和の日本と世界のこれから(西洋的世界の変質;ポイント・オブ・ノーリターン;新型コロナ禍とパニック)

著者等紹介

西谷修[ニシタニオサム]
1950年、愛知県生まれ。東京大学法学部卒業。東京都立大学フランス文学科修士課程修了。哲学者。明治学院大学文学部教授、東京外国語大学大学院総合国際学研究科教授、立教大学大学院文学研究科特任教授を歴任。東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

83
西谷先生が、西洋近代化200年と明治150年の歴史の中で、欧州、米国、朝鮮半島、日本を振り返る警世の書。新自由主義への懐疑には全く同感である。「自由の底が抜けている」「公的機関である国家が、私的な経済活動のエージェントになってしまった」「政治の後退と経済の優位」「民営化(privatization)は「私物化」「私権化」と訳すべき」などの言葉に、先生の強い思いを感じる。社会の変質や崩壊を招いた一番の要因は「労働・雇用」だとして、ILOのフィラデルフィア宣言の重要性を指摘されていることに、蒙を啓かれる。2021/01/05

踊る猫

33
教科書のような本だ。真面目に書かれていることが美徳で、その分脱線もなければ豊満な贅肉が生み出す旨味もない。ひと口で言えば、今のリベラルの良さとダメなところがこのコンパクトな本の中に詰め込まれている印象を受ける。この語り口は誰に向けたもので、どう届くものだろうか。アメリカを諌め、日本の国粋主義を嘆く「反日」の作法(私は、これは「保守」と言ってもいいと思うが)は読者の拒否反応を呼び起こすものと思う。それに対する工夫が見られないので、結局「面白味のない一冊」と処理されるのではと……この本の意義を買うだけに、辛い2021/01/15

いーたん

30
西洋近代化200年、明治150年という時代のスパンで振り返り、自由と政治について考察する。自分の気持ちを素地によるところか、テンポよく読めたところと、スルスル頭に入らなかったところがありました。自由が底抜けしている現代、分断された人間たちが市場の自由の濁流のなかで溺れている、と警鐘を鳴らす。コロナ禍で変化を余儀なくされているいま、決して後戻りできないポイントオブノーリターンであることを自覚し、自由を考え直すべき、という。何年かして振り返った時に後悔しないように。2021/01/31

おおにし

19
(読書会課題本)フランス思想研究家による西洋史の流れからみた日本近現代史の解説本。なので一般的な日本史とはちょっと視点が異なるが、私は著者の主張には大いに賛同する。『世界の人びとは「人権」とか「平等」ということを支えにして社会を組んでいくことに、もう疲れて、倦んできているのではないか』(P.70) 日本も御多分に漏れず、安全・安心な社会づくりと称して、デジタル・AI化による新しい身分制社会に進んでいく可能性が大いにあると私も感じる。2021/10/22

しゅん

14
現状を認識するために、西洋近代と明治以降の日本を振り返ってみる。アメリカ建国までの、現地民を無視した新世界に対する「所有」の「自由」が、「新(世界)自由主義」の源泉であるという指摘。それが今のグローバル格差社会の呼び水となる。日本だけの年号が西暦に基づく世界とのずれを生んでいるとしたら、それは今も同様ということになるか。平成の「失われた30年」は、冷戦終結の構造変化に国家の在り方を更新していくチャンスを逃し続けた30年と定義する。フランスの世界大戦以後の流れがぼんやりしていたので、学びになった。2021/01/12

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