出版社内容情報
神永 学[カミナガ マナブ]
著・文・その他
鈴木 康士[スズキ ヤスシ]
イラスト
内容説明
学内で幽霊騒動に巻き込まれた友人について相談するため、晴香は、不思議な力を持つ男がいるという「映画同好会」を訪ねた。しかしそこで彼女を出迎えたのは、ひどい寝癖と眠そうな目をした、スカした青年。思い切って相談を持ちかける晴香だったが!?女子大生監禁殺人事件、自殺偽装殺人…次々と起こる怪事件に、死者の魂を見ることができる名探偵・斉藤八雲が挑む、驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー登場。
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。2003年『赤い隻眼』(文芸社)で本格デビュー。その後、『赤い隻眼』を改題した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』から始まる「八雲」シリーズが、圧倒的な支持を集める。小説の他、舞台脚本の執筆など、活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
射手座の天使あきちゃん
244
死者の魂が見える不思議な眼を持つ八雲、そこに次々と厄介ごとを運んでくる晴香さんが登場すれば・・・ 「謎解き」しかないですよねぇ!(笑) まあ、それにしても晴香さん面倒くさい人、身近に居たらヤダなぁ(笑) 夜読むとトイレ行けなくなるので、2巻目からは昼間に読みま~す!! <(^_^;2012/07/21
むらKみ
211
ミステリーとホラーの絶妙な組み合わせが「実におもしろい」作品ですね。殺された被害者が、幽霊となり伝えてくるメッセージ。そこから真実を解明していく八雲。本格ミステリーファンには反則かもしれませんが、ホラー好きにはたまりませんね。(^^) 八雲と晴香の噛み合わない会話。私には八雲とガリレオの湯川がかぶってしまいます。(^^; 全巻一気読みしたい。私も心霊探偵八雲シリーズ突入します。(^^)2013/04/30
たっくん
146
その大学のキャンパスの外れの雑木林の奥に廃屋がある。居酒屋で終電を逃した三人の大学生は肝試し、廃屋探検に出かけたが・・昔から幽霊の噂が絶えない廃屋、南京錠のかかった「開かずの間」覗き窓の鉄格子の隙間から白い手が。逃げ蹴った大学生は高熱を発し意識不明に、また自殺、行方不明に。幽霊騒動に巻き込まれた友人を救うため女子大生小澤晴香は、不思議な力を持つという「映画研究同好会」斎藤八雲を訪ねる・・赤い左眼、「死者の魂を見る事ができる」八雲が怪事件に挑む。心霊探偵八雲シリーズのはじまり、面白く読了した。2023/02/08
machi☺︎︎゛
109
読みたかったシリーズもの。赤く光る片目で死者の魂が見える斉藤八雲。次々と事件に巻き込まれていく女子大生の晴香。困った晴香は八雲を訪ね映画同好会の扉を叩いた。とても読みやすくスピード感もあってあっという間に読めた。まだまだシリーズ長いからこれからの展開をゆっくり楽しみたい。2022/11/30
osakana
94
読みやすいよね。あっという間に読めるし。おもしろいかと言われると、おもしろいような、たまにおもしろくないような。でも読めちゃうから読んじゃうみたいな。キャラクターはべたべただけど、でもいい。続きも読むよ。2014/10/13