内容説明
ルーマニアの山奥で、中世の城が発見された。300年以上も土に埋もれていたはずなのに、昨日まで誰かが住んでいたかのように美しい城。その壁にかけられていたのは、日本人らしい女性の肖像画だった。絵の噂は日本にも伝わり、松橋美奈の周囲に波紋を呼ぶ。なぜなら、肖像画の女性は美奈に瓜二つだったから―。運命に導かれようにルーマニアを訪れた美奈を待ち受けていたものは?「百年の迷宮」シリーズ第2弾。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
19
《書店》赤川さんは、吸血鬼すきなのかなあ! しかし、ヨーロッパの古城は、素敵。2011/10/21
かすみ
5
過去と現代をつなぐ。SF物です。さらっと読めました。女性が活躍するのは、赤川先生らしいですね!2023/08/22
igaiga
4
このシリーズはやっぱりアダルト? とぼけた主人公もいないし、シリアスなまま物語はすぎ、途中までは面白くわくわくと読みました。ラストはやや強引。強引・・・強引でしたね(^^;)2012/07/14
きらら
2
☆2.02018/03/12
おかくご
1
赤川次郎を読んだのは久しぶり。中学生以来かな。話が面白くて、早く読み終わってしまった。主人公が清純すぎないのが良い。2017/03/11