内容説明
アイドル・如月ミキが自殺して1年。ファンサイトの管理人である家元は、常連4人に彼女の一周忌追悼会の開催を呼びかける。こうして5人は、一周忌当日の2007年2月4日に初めて顔を合わせた。会の半ば、ある1人が「彼女は殺されたんだ!」と口にしたのを機に、次々と意外な事実が飛び出す。ひとつの部屋で生まれた謎は、思わぬ結末に向かっていく…。極上密室サスペンス映画『キサラギ』のコンプリート小説版。
著者等紹介
古沢良太[コサワリョウタ]
1973年8月6日生まれ。神奈川県出身。脚本家・戯曲家・イラストレーターなど、幅広い分野で活躍。『ALWAYS三丁目の夕日』で、第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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