内容説明
松尾スズキからグループ魂まで、あらゆる才能が所属する大人計画。１９８８年の旗揚げから１８年目の２００６年９月、多摩センターの廃校で「大人計画フェスティバル」を敢行し２万人を動員。お金を貯めることより、「面白いこと」を求める大人計画のガツガツせずに辿ってきた道のりを社長が自らの人生と共に記録した。怒涛の「大人計画フェスティバル」、キャスト＆スタッフ３７人による証言も追加収録。
目次
大人計画と出会う―１９８８‐１９９１
私が決めていかなければ―１９９２
事務所を借りる―１９９３
転機となった公演『愛の罰』―１９９４
社長になる―１９９５
松尾さんが、第四十一回岸田國士戯曲賞受賞―１９９６
はいっ、トラブルですね！―１９９７‐１９９８
女優たちの活躍に思う―１９９９
新しい仕事たち―２０００
もっともっと仕事ください―２００１
産休
子育てと仕事
これまでのことこれからのこと
そして、二年後 大人計画フェスティバル
オールキャスト＆スタッフ証言“怒濤の大人フェス”
著者等紹介
長坂まき子［ナガサカマキコ］
１９６４年、東京生まれ。大人計画代表取締役社長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sugarpon
6
「あまちゃん」でさらに注目度アップの大人計画。実は今まで、松尾さんと宮藤さんの二人でここまで引っ張ってきたとばかり思っていたのですが、その裏にこんなやり手女社長さんがいらっしゃったとは！！そして、我々が想像もつかないような営業努力には頭が下がるばかりです。この本では２００６年くらいまでのことしか網羅されていないだけに、ここまで有名になってしまった今、これからどこへ向かっていくのでしょうか？2013/07/23
とし
2
制作ノウハウ、とかそういうんじゃなくて、ほんとに、「やりたいことをガンガンやってきた！」という社長のエネルギーが伝わってくる日記といった感じ。色々こぼれ話があって楽しいが、私は大人計画の方々をそこまで知らないので、そこまで楽しめず無念。なんにしても、しつこい売り込みが肝心なのね。2015/08/26
wknwkn
2
発売時からずっと読みたかったのに、８年も経ってしまっていました。やはり身内の文章なので、普段読むインタビュアーの文章や共演者のコメントとは違うなぁ〜。なんか個々の役者たちを応援したい気持ちになりました。そして、大人計画フェスほんと楽しかったな〜！またやってほしい！2014/09/09
(ゆ・ω・ゆ)
2
大人計画の役者さんは好きな人ばかりなので大変面白く読めた。2014/03/14
owawamure
2
『大人計画社長日記』長坂まき子、まことに面白かった。彼女の語りおろし風で、非常に辛辣なというか飾ってないそのままの言葉がたくさんあって面白い。しかし、売り込みなどのアグレッシブさはすごい。それにしても、大人計画の才能の結集ぶりは素晴らしいものがありますな。2010/08/03
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