内容説明
“48”番目の都道府県、萩原。そこは史上最大のIT企業が作りあげた最高の福祉都市だった。生活費まで支給される「ニート天国」。しかし、住民は悪夢にうなされる。炎、地獄の骸骨、金縛り。最先端都市の地底には、巨大な利権と陰謀が埋められていた!イラクから戻った岬美由紀に届く不可解な手紙。美由紀は再び飛び立つ!『蒼い瞳とニュアージュ』の一ノ瀬恵梨香との運命の出会いを描く、クラシックシリーズ第10弾。
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
18
生活費が支給される架空のの県で巻き起こる話でした。まだまだ、話しは読めない感じです。IT企業の話や遺跡の偽造の話が実際に起きたことを彷彿とさせるものとなつていました。2012/11/22
MarsAttacks!
12
「蒼い瞳のニュアージュ」の主人公の一ノ瀬恵梨香と岬美由紀の共演作です。どうもこのシリーズ、ちょくちょく他の作品の主人公が出てきますが、岬美由紀が完璧すぎるせいか、扱い方や立ち位置が可哀相に思えます。でも段々と成長していく感じは、岬美由紀に無い魅力があり、いいかもしれない。今回はニートしか住めない県?に、徳川埋蔵金、実在のあの人にダブルIT企業の社長、無茶苦茶な組み合わせですが、どう収まりがつくのやら、下巻に続きます。2011/10/09
sakadonohito
9
上下巻の上巻なので前振りという感じ。面白くなりそうな気配を感じないけど大丈夫だろうか?2024/06/26
たかちー
7
ニート天国の住人が悪夢を見る話。上巻だけでは、話の方向性がまだ分からない。ニート天国の本当の目的は下巻を待たねば…。このIT企業の社長は明らかにあの人がモデルだな。この数作品は、実在の人物をモデルする傾向があるようだ。それにしても、ニート天国は生活保護の不正受給(?)を彷彿として微妙にタイムリーかもしれない。あとは、アクションシーンがなかったことと、一ノ瀬恵梨香の前では弱気な美由紀が印象的。2012/06/07
魚京童!
5
http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-902.html2013/10/02
-
- 和書
- 夫・火坂雅志との約束