内容説明
小児ガンで入退院を繰り返していた少女が、亡くなる数ヵ月前に書いた詩「命」をはじめ、子ども病院で命と向き合う日々を過ごす子どもたちが綴った詩画集。命の輝き、家族の温もり、感謝の心に満ちた言葉が、生きる勇気と元気をくれると、全国に感動の渦を巻き起こした。
目次
子どもたちの言葉
子どもたちと共に
いつも笑顔でいられるように
思い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
39
題名から何となくそうではないか、と思っていましたが、、、病気に必死に戦う子供たちは本当に強い。紹介して下さったおったまげた光子さん、有難うございました!2019/07/07
Willie the Wildcat
38
幼い心で絡む感情。葛藤の末に見出す・・・。真摯な感謝。他者への気遣い。「普通」って何だろうと、ふっと考えさせられる。投げかける意味と意義・・・。故に、上原さんの『実感』が印象深い。「心と質」。石井医師の言葉が心に響く。2014/07/07
ポルトン
31
院内学級に通う子供の作文、詩、子供の親のコメント、病院保育士の話の三部構成。 子供の頃に盲腸、交通事故、腸閉塞と立て続けに入院するハメになった僕にはこの本の子供達の気持ちが少しだけ分かるような気がしました… ストレートな文章ほどダイレクトに伝わるものはないですね… 自戒の念をもって生きるって事と真剣に向き合おうと再度思い直しました。2017/08/06
タルシル📖ヨムノスキー
28
長野県立ことも病院に入院・通院しながら、院内学級に通う子供達の詩や絵をまとめた一冊。この中には、完治した子も無くなった子もいる。みんな一生懸命生きている。掲載された詩の一編一編、絵の一枚一枚が命の大切さを教えてくれる。確かに〝重たい〟本かもしれないが、読メでも、単行本、文庫合わせても、そんなに読んでる人が多くないのは、なんだかもったいないというか残念。 ・・・生きてるって、ものすごいことなんだ!!2019/05/23
くまおくん
10
本作を読んでこの子達を可哀想という目で見る人が多々いるだろうなと思った。 でも可哀想という目で見ること自体がまず違うんだと気付いてほしい。 一般的に病気=不幸と認識されるがこの子達は病気=不幸とは捉えていない。 僕自身の経験上、特別扱いが一番嫌だから。 2013/04/26
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