内容説明
19歳の夏、恵里は初めて隆之とバイクに乗った。先妻との関係も年の差も乗り越え、二人が幸せの絶頂を迎えた直後、彼は癌に侵され、医師に余命わずかと言われた。「もし神様に一度だけ時間を遡り、昔に戻してやると言われたら?」最後に彼から届いた手紙で、意外な事実が明らかになる…。懐かしいあの頃の曲が過去と現在をつなぎ、そして未来へと導いてくれる。感動が胸にしみわたる恋愛小説シリーズ第二作。
著者等紹介
西田俊也[ニシダトシヤ]
1960年奈良県生まれ。少女小説、児童文学、マンガ原作、作詞、映画脚本などさまざまなジャンルで活動する。2002年『もう起きちゃいかがと、わたしは歌う』で注目を集める。また、00年刊行の『love history』はロングセラーとなり、その後04年に『love history(2)second songs』、05年に『love history single cut』と三部作を上梓。映像的で叙情あふれるストーリーテリングで多くの読者の心を惹きつけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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