出版社内容情報
新進気鋭の経営学者による戦略論の概説書。経営戦略とは何か、どう具体的に役立てるかを平易な言葉で事例を交えて紹介。一橋ビジネスレビューの連載の単行本化。
内容説明
経営戦略とは何か、どう具体的に役立てるか。新進気鋭の経営学者が、戦略理論を数多くの実践事例をもとに解説。戦略をどうビジネスに役立てるか、同じ業種なのに、なぜあの会社の業績はいいのか、かつての花形産業はなぜ競争力を失ってしまったのか、などの疑問の答えをみつけるヒントを与えてくれる。
目次
第1部 戦略理論の基本(経営戦略の理論とは)
第2部 競争戦略の4つのアプローチ(ポジショニング・アプローチ;資源アプローチ;ゲーム・アプローチ;学習アプローチ)
第3部 複眼的戦略アプローチの応用(戦略思考のバランス;全社戦略;日本企業の問題と戦略の重要性;企業の「一般戦略」)
著者等紹介
青島矢一[アオシマヤイチ]
1965年静岡県に生まれる。1987年一橋大学商学部卒業。1996年米国マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院博士課程修了。一橋大学産業経営研究所専任講師を経て、現在、一橋大学イノベーション研究センター助教授
加藤俊彦[カトウトシヒコ]
1967年愛知県に生まれる。1990年一橋大学商学部卒業。1997年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。東京都立大学経済学部専任講師、助教授を経て、現在、一橋大学大学院商学研究科助教授
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Satoshi Murai
1
読んだ2018/01/31
He
0
体系的に競争戦略が理解できる凄まじい本!2013/07/07
Yuji Hamano
0
いわゆる成功事例に対してその要因をいろいろと分析している。2013/05/13
Yukiko Yosuke
0
前半は戦略論の概論という印象。①ポジショニングアプローチ、②資源アプローチ、③ゲームアプローチ、④学習アプローチの4つの違いを分かりやすい例を用いて解説してくれる。(女性の口説き方、とか)それよりも、終盤、日本企業がどういう戦略を取ってきたかについての記述が興味深い。学習アプローチで上手くやってきたように考えられているが、今曲がり角に来ている。この状態を脱却するには何が不足しているのか、どうすべきかが著者なりの意見として述べられている。2013/03/26
numainu
0
評価C2011/09/22