角川文庫<br> 裸者と裸者〈下〉邪悪な許しがたい異端の

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角川文庫
裸者と裸者〈下〉邪悪な許しがたい異端の

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043615049
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

両親の離婚後、月田姉妹は烏山のママの実家に引越し、屈託なく暮らした。そして応化九年の残酷な夏をむかえる。東から侵攻してきた武装勢力に、おじいちゃんとおばあちゃんとママを殺されたのだ。十四歳の姉妹は、偶然出会った脱走兵の佐々木海人の案内で、命からがら常陸市へ逃げ出した。そして―戦争を継続させているシステムを破壊するため、女性だけのマフィア、パンプキン・ガールズをつくり世界の混沌に身を投じた―。

著者等紹介

打海文三[ウチウミブンゾウ]
1948年生まれ。早稲田大学政経学部卒。93年、『灰姫―鏡の国のスパイ』が第13回横溝正史賞優秀作となる。翌年発表した『時には懺悔を』が各方面で絶賛される。2007年10月9日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おひゃべりのナオ@【花飛】ヤオイは三月の異名にあらず

33
戦争では略奪も虐殺も空気であり、いやでも息をしなければ自分が死ぬ。それを拒否するなら戦争を殺すほかない。2016/08/23

異世界西郷さん

31
内戦状態の日本を舞台に、銃を片手に一生懸命いまを生きる少年少女たちを描くシリーズ第2弾。これは凄い。さっぱりした文体に殺伐とした描写がよく合っていて、つい世界観に引き込まれてしまいました。体以外何の資本も持ち合わせていない“裸者同然の”少年少女たちが、有り余るパワーで自身の未来を切り開いていく様はまさに痛快でした。その一方で、民族や信条など様々な問題が噴出し複雑に絡み合い混沌とした様相が実にリアルであったように思います。しかも、最後の最後でまさかあんなことになろうとは……。引き続き、次巻を読んでいきます。2015/07/10

タカギ

25
引き続き佐々木海斗の物語だと思っていたから、月田姉妹の物語が始まってびっくりした。といっても、内容的にはそれの続き。海斗が常陸軍の司令官になった一方で、月田姉妹は女の子のマフィアグループを作る。奔放にやりたいことをやる不良少女たち。戦争の話しだけど、全体的に死者の数は少なめ。比べているのが『銀河英雄伝説』なのでアレだけど…あっちは100万とか死ぬからね…。なので、最後のテロは🫨だった。不謹慎でおもしろいです。2024/09/25

Toshi

18
下巻の主人公は月田姉妹。一転して美少女戦記ものかと思わせながら、非現実な舞台で展開される殺伐とした物語は、キャラクターとディーテールが立っているからか、リアリティに溢れ、その世界観に没入してしまう。著者が急逝したため未完で終わっていると判っていても、あるいはだからこそなのか、この大河ドラマを最後まで見届けない訳にはいかなくなるのだ。2021/09/07

里馬

18
紛争を、画面を通じて眉をしかめている内は、いくらでも正義を貫ける。なぜくだらない争いが絶えないのか?という問いを提起していられる間は平和が続いているだけだ。平和なんて無いに等しい。トランプタワーの様で、家の前を車が通っただけで崩れ落つ。結局は考えるまでも無く、力の無い、下っ端が、重さにやられるんだ。2009/06/21

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