角川文庫<br> 覇王の海―海将九鬼嘉隆

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角川文庫
覇王の海―海将九鬼嘉隆

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  • サイズ 文庫判/ページ数 431p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043613014
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

永禄8(1565)年7月、波切大王の海城を逐われた23歳の九鬼嘉隆は、まだ明けきらぬ伊勢海に血走った目をぎらつかせていた。敵対する千余の志摩地頭軍に砦を囲まれ、暗夜の海を逃げてきたのだ。だが、ただ逃げ出したのではない。嘉隆は、海をへだてた尾張国の当主、まだ見ぬ織田信長のもとに走り、世に出る機縁をつかもうとしていた。一介の志摩の海賊の身から日本水軍の大将にまで上り詰める九鬼嘉隆の凄絶な海の闘いを描く、海洋時代ロマン。

著者等紹介

二宮隆雄[ニノミヤタカオ]
1946年、愛知県生まれ。立教大学経済学部卒。高校時代よりヨット競技を続け、全日本選手権で十五回優勝、世界選手権に八回出場。アメリカズ・カップのNHKテレビ解説者。1990年、『疾風伝』で小説現代新人賞を受賞。以後、作家生活に入る
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GaGa

40
九鬼水軍、九鬼嘉隆の歴史小説。九鬼嘉隆を主役にした作品では白石一郎氏の「戦鬼たちの海」が一番いい出来だと思うが、本作はそれには及ばないまでも、なかなか楽しく読むことが出来た。九鬼嘉隆の人生が面白いのは、その生き方が武田+真田だということ。武田信玄のように過ちをおかし、真田昌幸のように血をつないだ。大河ドラマで見てみたい武将でもある。2013/04/17

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