内容説明
素敵な恋に憧れる理沙が迷い込んだドラマのような世界とは…!?「ドラマティックシンドローム」。犯罪被害者の遺族が加害者に仇討ちをするTV番組、仇討ちショー。蘭は撲殺された父の敵を討つべく番組に出演する!「仇討ちショー」。昏睡状態で話せないはずの祖母の声を聞いてしまった美保。彼女が祖母に頼まれた願いとは…。「おばあちゃん」。一八九名が帰らぬ人になった飛行機事故。ただ独り奇跡的に生き残った凛を悪夢が襲う!「奇跡の女」。奇妙な世界に迷い込み、恐怖のあまり絶叫した、四人の美女たちの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BUBI
14
テレビで見ていてもそうなんですが、ストーリーテラーのプロローグとエピローグが一番ドキドキします。4編ともいかにも「世にも奇妙な物語」ぽい。映像で見たくなりました。「おばあちゃん」のラストに一番驚かされました。落合正幸さんという方の脚本で、もっとこの方の作品、見て見たいな。他、「ドラマティックシンドローム」「仇討ちショー」「奇跡の女」の4編です。2019/12/15
よしりん
5
これ読んだことあったかも(^^;) どれも軽い読後感。『仇討ちショー』以外は'悲鳴'とはちょっと違うような…2014/08/17
読み人知らず
3
あだ討ちショーがこわいっすね。やればやられる。それを盛り上げるマスコミ。怖い怖い。おばあちゃんの話もさいごにじわっと怖い。柊留美は朝ドラで人気でた子役だけど、大成はしなかったなあ2013/09/17
あずみ
3
「世にも奇妙な物語」らしいといった短編集。 収録されている作品のなかでは「おばあちゃん」が印象に残っている。家族といった縁の脆さが何とも言えない。子どもが一番の被害者だった。2012/08/02
新天地
1
「ドラマティックシンドローム」がベタなドラマのオンパレードって感じで笑えて「おばあちゃん」が怖い。しかし全体的にいまいちだったかな。
-
- 和書
- 図解経営分析実践スキル